女性リーダーの活躍
*先週facebookに投稿した記事の再録です。備忘録として。
ボク自身はまだどこか古くさい男尊女卑の価値観をひきずっている人間ですが,コロナ対策がうまくいっている国の共通項のひとつとして女性リーダーの存在を指摘するこの記事には,低迷する日本の未来に明るい希望をもたらすヒントがあるのでは?と直感的に思います。
*台湾のリーダーを忘れているのは記事の大きな欠点ですが。
COVID-19 is everywhere but countries with heads of state managing the crisis better seem to have something in common...
— Mohamad Safa (@mhdksafa) April 8, 2020
In case you wondered why we still need feminism! pic.twitter.com/F663Uv3DRo
もちろん女性宰相だからといってオールマイティだというつもりありません。
ただ,いまのグローバリズムの悪しき側面(経済効率のゆきすぎた重視や非人間的な搾取,国内の経済格差の広がり)やそこから副作用のように生まれてくる偏狭なナショナリズム,レイシズム,ミソジニー(女性蔑視)は,えてして社会的に成功している男性政治家や経営者の価値観なのですね。
まだまだ生活者の視点から社会全体の福祉を考えるという作業は男よりも女性のほうが上手なのだろうと思うわけです。
*台湾の政策の実現の背景については個人の旅行者の視点から,この春台北に行った経験をもとにブログで少し書く予定。
コロナ対策はまさにこの分野でのスキームで,安倍内閣の稚拙さもこの観点で考えるとよく理解できますね。