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ピーナッツ経口免疫療法後、少量で維持するか?日常摂取量で維持するか?|2024年7月11日

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m)


アレルギー治療法である経口免疫療法は、リスクや継続性の問題があり、方法においては議論が続いています。

■ 経口免疫療法とは、アレルギーを治療する方法の一つです。アレルギーの原因となる食べ物を少しずつ食べて体に慣らしていくというイメージの治療です。

■ 経口免疫療法は、特に増量している時期に強い症状を起こす事があり、リスクのある治療です。
■ さらに問題点として挙げられるのは、もし食べられるようになったとしても、継続して食べ続けないと多くは食べられなくなることでしょう。

■ 経口免疫療法に関し、『いつまで継続して食べるか』『どれくらいの量で継食べつづけるか』『たべる頻度はどれくらいか』など、さまざまな問題が立ちはだかっています。

■ このテーマのうち、ピーナッツ経口免疫療法で摂取可能になったあと、少量で維持をするか、それとも日常摂取量で維持するかに関して、Allergy誌にPro/Conが掲載されていました。

※「Pro/Con」とは、あるテーマやアイディアについての賛成意見(Pro)と反対意見(Con)にあえて分かれて議論し、あるテーマを多角的に考えるための方策です。


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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊