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アトピー性皮膚炎があると、水いぼは5倍に、とびひは3倍にリスクが増加する|2024年8月9日

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

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アトピー性皮膚炎患者の感染症リスク増加を、新たな統計手法「順序パターンマイニング」を用いて分析した研究が報告された。

■ アトピー性皮膚炎は、非常に多い慢性炎症性皮膚疾患です。
■ アトピー性皮膚炎があると、感染症にもかかりやすくなることが知られています。

■ その感染症の増加がどれくらいであるかを推定する必要性があります。
■ しかし最近、順序パターンマイニング(SPM)を用いた方法で推測した研究結果がありました。

■ なお、SPMは、「何かが起こった後に、別の何かが起こる」というパターンを探す統計手法だそうです。
■ すなわちこの研究では、「アトピー性皮膚炎と診断された後、どのくらいの期間で特定の皮膚感染症が発症するか」というパターンを探しているということになります。

■ では、どれくらい感染症のリスクが高まったでしょうか?また、アトピーの診断があってからどれくらいで皮膚感染症を起こすのでしょうか?

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