大豆アレルギーにおけるGly m4特異的IgE抗体価でバラ科果物アレルギーを予測できる|2024年5月3日
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花粉アレルギーがあると、関連食物でアレルギー反応が出るというPFAS。その鑑別はどうするか?
■ 花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)は、花粉アレルゲンに感作されると起こる食物アレルギーのことです。
■ PFASの世界的な有病率は10%~35%と推定されているようです。
■ 一般的には、生の果物による皮膚検査がおこなわれますが、皮膚検査はすこし手間がかかります。
■ その一方で、大豆に含まれるGly m 4というタンパク質は、バラ科の食物にも含まれ、大豆によるPFASの鑑別に有用とされてきました。
■ そのGly m4特異的IgE抗体価は、保険適用となっています。
■ そして最近、Gly m4特異的IgE抗体価が、バラ科の果物のPFASの鑑別にどれくらい有用かを検討した報告がありました。
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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊