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鼻洗浄(鼻うがい)の話:ほむスペ文字起こし

ほむスペ(Twitterのスペース)を
定期的におこなっています。
その文字起こしです。
広く公開する記事に比較し
より個人的な見解を含む場合があります。
そのため、限定公開としています。
誤字・脱字はご了承くださいませ。
※この記事は、マガジン
『アーカイブしにくい音声メディアの文字起こしマガジン』
に収録しています。

はいこんにちは。よろしくお願いします。スペースは1週間ぶりぐらいですね。
今回は、鼻あらいもしくは鼻洗浄と言われる、鼻副鼻腔炎(蓄膿症などともいわれます)に対する処置に関してのお話をさせていただきたいと思います。

鼻洗浄(鼻洗い、鼻うがい)とは

というのも、今、スギ花粉が飛び始めてアレルギー性鼻炎がひどくなっている方もいらっしゃると思うのです。

アレルギー性鼻炎に対しては一般的に、以前スペースでもお話をした鼻噴霧ステロイド薬とか、抗ヒスタミン薬の内服とか、そういったお薬でおおむね大丈夫なんですけど、それでもやっぱり鼻の症状が治まらなくてつらいという方がいらっしゃるのです。

例えば鼻の症状が強すぎて鼻粘膜がすごく強く腫れてしまって、鼻噴霧薬などが十分鼻の粘膜に届かなかったりとか、もしくは鼻の粘膜が腫れて鼻水がたくさん出るという状況になってくると、鼻粘膜に薬を届けたいのに鼻水でブロックされてしまってうまく届かなかったりとかするので、薬の効果が下がってしまうのです。

ですのでそういった場合は、鼻水であるとかもしくは鼻水に含まれている炎症を起こす物質を除去したりとか、もしくは鼻に入ってくるウイルス・細菌・花粉とかをベルトコンベアみたいに外に出す作用がある線毛の運動をよくするような効果がある、鼻に生理食塩水で洗う鼻洗浄という方法を使うのですね。

なお、生理食塩水を人肌程度に温めて、鼻洗いを行うと鼻粘膜が縮むので鼻の通り道がひろがるので薬の効果が上がります。

そういった鼻洗浄の有効性が見直されてきているわけです。

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