【英語】私が文法の勉強をしない理由
こんにちは。最近TOEICやIELTSの勉強をしたくなりましたので今回は英語のお話です。
私は高校3年間で受験英語を勉強するうえで、文法の勉強をほとんどしませんでした。といっても高校では文法の授業と、コミュニケーション英語の授業とで分けられるくらい文法は重視されていたので、授業で受けるくらいの学習量でした。しかしいわゆるネクステなどの参考書を使っての自学習は一ミリもしてないです。したのは単語・熟語の暗記と長文読解のみ。(+リスニング)
ちなみにその結果ですが、受験ではセンター試験R88%、L92%でした。在籍している大学での二次試験では合格したため開示していませんが、数学の試験で合格をほぼ確信していたので英語は適当にやってました。
別に自慢したいわけではなく、実際文法の勉強を飛ばしてもそこそこの点数は取れる可能性はありますという一つのデータですよ。
簡単な話、私たちが日本語を体得する段階で文法なんて習ってませんよね。名詞形容詞などの品詞という存在。食べる→食べ、食べろ、食べれなどの活用という概念。これらは小学校や中学校で習うものです。日本語がペラペラな時に改めて学習をしているのです。
文法が不必要と言っているわけではないのですが、少なくとも母語のように不自由なく使用できるようになるためのステップとして必要ではない学習なのではないかと思っています。
ましてや英語で「名詞」とか「動詞」とか、あるいは「形容詞的用法」とか「分詞構文」ってなんて言うか分かりますかね?
ギリ名詞と動詞を”noun"や"verb"というのは有名ですが、後者はほとんど知らないと思います。ていうか本当にこういう単語は英語であるのかも私は不明です。
要するに、おそらく英語のネイティブスピーカーはそんな固い言葉で英語という言語を捉えてないだろうという話です。
そんなことより私は、長文読解やリスニング練習(英語をただひたすら聞くだけでいい)をやってやってやりまくって、ただただ英語に”慣れる”というのが一番大事だと思ったのです。これ考えてみれば当たり前なんですけど、数学や物理みたいな思考し続ける論理的な教科ってよりはもっと英語は感覚的な部分が多いと思っていて。
文法なんかに割く時間をもっと長文を読む時間に費やすべきだと私は思ったんです。実際、長文を読んでいくうえで似たような表現があったら自然に覚えていくもんで、後からそれが文法として教えられてるものなんだと知ったことも多いです。前置詞(for, to, in, ofなど)の使い方や、ここにどの前置詞を入れるかとかも皆苦戦するところだと思いますが、文法書には「toは目的意識で~」とか「ofはそれに属する何かで~」とかよく分からない説明されてますからそりゃ混乱しますよ。
そんなんも長文を何百個と読み続ければだいたいイメージで掴んできます。なんとなくでつかめれば英語という教科はほぼ勝ちです。数学じゃイメージで理解なんて最も嫌われる行為ですが、英語じゃむしろそのほうがいいです。それくらい、言語というのはカッチリ決めるべきものじゃないと思うんです。
てな感じで、僕はほとんど文法の勉強をしませんでしたが英語でそこそこの点数は取れました。
とはいえ、やっぱり単語・熟語の勉強からは逃れられません。ある程度は長文読解で覚えられるし、コンテキストで推測とかもできるようになりますが、それじゃ足りませんね。僕は単純な暗記が勉強で一番嫌いなので困ったもんです。
とりあえずTOEICは初めてですが700点以上くらいを目指します。来月です。それでは。