スポンジケーキ 　原人様へ捧ぐその２

さて今回はケーキの王道
ただのスポンジの覚え書きを
天才パティシエノアちゃんに向けて多分誰でも出来る様に書く

けど絶対は無い…多分な

スポンジは代表的な作り方が２つ
別立てのビスキュイと共立てのジェノワーズ
両方ともやってみた事あるけど共立ての方が面倒がないのでこちらをオススメする。

卵3個　180g（Lサイズ3個で）
薄力粉 90g
砂糖　90g
バター　20g
牛乳　20g
バニラエッセンス少々

基本的な事だけど
ココに書く材料
バターは無塩、小麦粉は薄力粉
卵についてはレシピの基本、卵は特に記載がなければMサイズらしい。
この卵が曲者で当然だが重さが色々。
我が家の卵はサイズのバラバラパック…この方が安いんすよね
なのでもしサイズの選択が出来なければ卵の量基準で他の材料調整したって下さい。
卵→卵黄はサイズ問わず20gくらいある
殻が大体9g、残りは卵白。
殻付きで測って60gの卵なら
割って正味52gくらいか。これ3つだと少し１８０に満たない。
本来ならきちんと計量してやりたいところだけど
とりあえずLサイズの卵3つでいいと思う。
Mサイズだともしかして4つになるかも。

～前準備～
材料揃ったら薄力粉を振るっておく。
オーブンの予熱180度をしておく。
牛乳の中にバター、バニラエッセンスを入れ温めて溶かしておく（レンジで可）
生地を作るボウルを湯煎できる鍋にお湯を作る。
当然ながら型の準備はしておく（クッキングシートをひいたり）
そこまで準備して始まる。

～レッツクッキング～
ボウルに卵を入れハンドミキサーで撹拌
多少ほぐれたら砂糖を半分入れ先に用意した鍋にボウルを浸けて湯煎しながら撹拌。（この湯煎しながらは今はアタシャもうやってない。）
ある程度白くなって来たら残りの砂糖を入れ撹拌。
そろそろ生地が温かくなってると思うので湯煎から外す。人肌くらいになっていたら良いので温め過ぎない事。
お湯はそのまま先に溶かしたバター牛乳を浮かばせておくと良い。
ここから一気に生地にする。
とにかく気長にホイップすべし。
生地は重くなって字が書ける程度までひたすらホイップ。
ここで「字が書けるまで」ってどこにでも書いてあるけど上から垂らした唾液が消えない程度。
あ、唾液じゃ無い
上から垂らした生地。多分ノアちゃんそろそろヨダレが満タンになってる頃だと思うので唾液は飲み込め。
生地が膨らまないのはここでのホイップ不足が大きな要因だと思われる。
ここでしっかり気泡を含んだ生地にしておけば、後で粉を入れて混ぜすぎても膨らむ。はず。
ある程度固い生地が理想。
表現するのは難しいところなので皆さんがおっしゃる「字が書ける」が一番フィットしてるのかも。 

ホイップし始めのころ　↓

他には
「つまようじを生地に刺して倒れない」
「ハンドミキサーで持ち上げた生地が時間をかけてぼたっと落ちる」
「ボウルをひっくり返しても落ちない」
とかある。なのでもうハンドミキサーの羽？軸？が立つくらいでいいと思う。（写真を撮っておけば良かったがあいにく無い）

垂らした生地のスジが消えずに残る様に
ナニは立たんがつまようじは立つ　↓　こんな感じ

そんなしっかりした生地が出来たらもう8割方終わったようなもん。

後は残りの材料を投入すべし。
ハンドミキサーをゴムベラに持ち替えて粉を入れる。
一気にぶち込んでヨシ。
ただ、生地（の気泡）は壊れやすいので優しく混ぜるべし。
勿論、粉は残ってない事。しっかりした生地が出来ていればある程度混ぜすぎてもモーマンタイ。多分20回では足らない、てかいちいち数えてない。
粉っぽさが消えて
さらにちょいと生地に艶が出る感じまで混ぜてもいいと思う。
んで、こっからも大きなポイント
牛乳で溶かしたバターを入れるわけだが
前にも書いたけど油分はせっかく作った生地に含まれる気泡を潰す。
みるみる生地の嵩は減ると思う。
それを踏まえてゴムベラで受けながらそぉーっと生地に流し込む。
そしてこの溶かしバターを混ぜすぎてはいけない。
単なる風味付けだと思って、軽く混ざっていたらいいのでこの工程はサッと終わらせること。
ここで混ぜすぎて膨らみを阻害したら残念過ぎる。
溶かしバターを投入したらここからは手早く。
型に生地を流し込み、型をトントンと落として大きな気泡を抜く。
やりすぎると勿論ダメ。
余熱したオーブンへ　170～180度30分
きっと膨らむと思う。
出来上がったら型を落として蒸気を抜く。
ひっくり返してケーキクーラーで冷ませば出来上がり。
後はお好みでスライスしてナッペ、デコレーション。

ポイントは
１：ハンドミキサーで作る生地はしっかり固めのモッタリした生地を作る。
２：粉、溶かしバター（油分、水分）を混ぜるときは混ぜすぎない。
この2点を意識して欲しい。

ノアちゃんへの助言になれば幸いです。
あとオレの覚え…
家時間をnote書いて過ごすのもいいもんだ。うほっ