「幸せ」の正体は「感謝」
私は自分の何もかもが嫌いだった。
しかし最近、自分の中にたったひとつだけ「好き」な部分を見つけることができた。それは、
人の心の綺麗さに素直に感動できるところ。
そう思えたのは、ある人との出会いがきっかけだ。
その人が発する温かい言葉、それに伴う誠実な行動一つひとつに触れる度に「素敵」「優しい」「美しい」「綺麗だ」といった感情が私の中で芽生えた。自分に備わっていたその感性に、好感が持てた。
美しいものを心から美しいと感動できる自分は、なんだか「生きてる」と、実感が持てた。(美しい概念は人それぞれだけど)その人を美しいと思える自分のこの感性が私は自分でたまらなく好きだと思えた。
私はその人を好きな私が好きだ。
その人といるといつも幸せだ。
幸せは今自分が「満たされてる」という証拠。
満たされてると思えるのは「感謝の気持ち」がそこに存在しているからだと思う。
感謝できる存在を実感しているその瞬間、私は幸せを感じているということ。
その人といるとずっと幸せな気持ちでいられるのは、その人と一緒に過ごしているその時間は、私からその人に対する感謝が絶え間なく生まれているということ。私に感謝の気持ちを忘れさせてくれないその人は、とにかくすごい人なのだ。
もはやその人が生きてくれている、その存在そのものが私にとって「感謝」なのだ。
また、その人はもうひとつ私にギフトをくれた。
その人と出会ってから、昔楽しかったと思えていたことを、再び思い出すことができたのだ。その人がくれた「すべてに意味を持たせる必要はないんじゃないかな?」という言葉。「意味を持たせない」きっとそれは、日常において自分の身に起こることにもいえる言葉だ。そんな気づきに気づかせてくれるその人の存在は唯一無二だ。
その人は私が忘れていた、もう戻ることはないであろうと諦めていた感性を思い出させてくれる。
その人の濁りのない綺麗な心は、私の心をも浄化してくれる気がする。
その人と接していると、私はたくさんの感謝の気持ちに包まれる。
そのおかげで私は毎日がとても幸せなのだ。
これからも感謝の気持ちを忘れない私でいたい。
改めて彼との出会いに感謝したい