ブレイクダンスで倒立に時間がかかる方の特徴4つ
お疲れ様です!ペコです!
今回はブレイクダンスで倒立に時間がかかってしまう方の特徴をお話しします。
私の経験及び、私の周りのbboy達の様子を観察して培った独断と偏見です。
…ということは
この『あるある』の逆のプロセスを辿ればショートカットできるのではないでしょうか?
…
早速行ってみましょう!!
結論から言うとおそらく下記の四点が多くの方がこれに当てはまっていたのではないかと思います。
倒立の形が伸身(足閉じてまっすぐの状態)
壁にお腹をつけて『真っ直ぐ』を練習する
逆立ちはバランスだ!と思ってる
前転しちゃう
いかがでしょうか?
こんな練習していませんでしたか??
ちなみに 4 以外は私が全て辿った道です。
(逆立ち15秒に半年以上かかりました。※ちなみに私の当時の1日の練習時間は大体4時間から多い時で6時間。ほぼ毎日。)
※noteでは要点だけ書きます。ブログではもっと詳しく書いていますので、気になった方はそっちを是非覗いて見てください。
ブログ:https://pecoblog-zigen.com/
あるある① 倒立の形が伸身(足閉じてまっすぐの状態)
足を閉じてピンと伸ばす倒立(伸身)で練習していませんでしたか?
これみんな目指しがち。
『綺麗な倒立』
もう速攻やめて違う形で練習しましょう。
主な理由はこちらの2点です。
伸身の倒立は一番難しい
ブレイクダンスにおける汎用性が低い
それではいきましょう!!
伸身の倒立は一番難しい
バランスが崩れそうになった時に体幹の筋肉を必要とするから相当難しいです。
一度フニャったら最後!もうバランス取れません。
ピン!!て最初から体を固めて綺麗に倒立できるのは体操出身のキッズしか見たことありません。
おそらく多くの方がこの『綺麗』で『バランス』で行う意識で練習し始めてたのではないでしょうか?
○開脚で練習しよう
個人的には開脚が一番よいと思います。
脚を縮めたり、前後に広げるのもいいですが。①運動神経が悪かったり、②筋肉がない人、③大人から倒立を始めた人は開脚が一番良いです。
普通に足で立ってるときだってバランスとる時はどうします?
両手広げてますよね?
そういうことですよ!!
開脚が一番バランスとりやすいんです!
しっかり開脚(お腹と足に力いれて)して練習してみましょう!
(力を入れるのはなるべく身体をかためて同じ形で練習するためです。)
伸身はブレイクダンスにおける汎用性が低い
そもそも皆さんがやるのは『ブレイクダンス』です。
体操のように『数秒静止』『倒立の美しさ』が求められるものではありません。
『体操競技の求める倒立』と違うのです。
もちろん伸身の形自体もペンシルフリーズや1990、ドリルに応用できるのですが…。
今この記事を一生懸命読んでくださっている方は倒立で固め続ける筋力と少ないですし、そもそも倒立に苦戦して状態だと思います。
その場合、
『まだ形は汚いけど逆立ちの時間長くなってきた!!』
の状態にまず慣れた方がブレイクダンス楽しくなると思います。
余裕が出れば
「足の形変えてみちゃおうかしら!」
「片方肘にしてみようかしら!」
につながると思います。
できることを増やしていくの本当に重要だと思います。
成長できてない自分に向き合う時間が長いと泣けてきますからね。
ブレイクダンスは(特に運動神経ない方)は今後もやらなければならないことがたくさん多いので効率よく覚えていきましょう!
あるある② 壁側にお腹をつけて練習する
もし『真っ直ぐにするため』に壁側にお腹をつけて練習してるならもうやめましょう!
鼻やら顎やらおでこやら当たるし、足のつま先が壁に当たって足首くの字にできないし…。当たるからどうしても手のひらと壁との間に数センチ間あきません??
そもそも!
『真っ直ぐ』ってのは初心者の海老反り傾向の逆立ちの状態
から
肩を入れて(乗せて)腕、肩、首(頭)の重心が真っ直ぐになっている状態
を目指せればまずそれでOKなんです。
※逆立ち改善にハローバック
では「真っ直ぐにするにはどうすればいいの?」
「無理やり逆立ちできるけど、ちょっと腕曲がったり、ちょっと反ったりするんだけど?」
って方。
壁使ってハローバックしてください。
そもそもハローバックは肩入れてバランス調整する技です。
練習過程で『技』としても使えるようになるし、
倒立の肩を調整(コントロール)する感覚も身に付きます。
一石二鳥!!
ブログでもう少し詳しく書きましたがハローバックはパワームーブにも使える重要な動きが入っているので美味しいことだらけです。
お腹を壁につける練習は効果が薄い
さらに!!
お腹をピッタリ壁につける練習は練習効果が薄いと考えてます。
理由は
指で掴む感覚が身につかない
受け身や着地の仕方を覚えれない
からです。
1.指で掴む感覚が身につかない
地球を掴む感覚です。握力です。
(間違ってるかもしれないけど、深指屈筋らへんの筋肉に力入ります。
お腹を壁につける練習は初心者の場合お腹側に体重をかけてしまう方が多いので、感覚も筋肉も身につく効力が弱いです。
2.受け身や着地の仕方を覚えれない
多くの初心者はこの練習をすると足と壁を伝って腕立ての状態から足でよじ登るように倒立に入り、終わったら壁沿いにソロソロっと降りる方が多いと思います。
足の上げ方も覚えれないし、角度的に倒立の静止に必要な筋肉(指を使う)もつきにくいし、前から降りることもできないと思います。
少なくても私は身動きとれなくて逆に怖いです。
『めっちゃ怖いっす』+『逆立ち初日すぎて足上げんのマジ無理』
って方以外はやらなくてもいいと思います。
恐怖心はどうすればいいの?
って方。さらにマジでまったく運動神経がないという方。
「でもそんなこと言っても壁背中にしてやろうとしてもこえーし、足上がんねーよペコてめー」
って方は以下を試してみてください。
側転を練習する
逆立ちの『途中』を目指して蹴り上げ、途中で止める
1.側転を練習する
「怖い」という方はゆっくり側転をしてみてください。
・側転には頭が下、足が上と言う感覚
・足を振り上げる、足から降りる
・動きがあるから予測不能に倒れずらい
というポイントがあります。
という動きの中で一瞬倒立に近い場所に行くので恐怖心を和らげることができます。
別の記事で書くかもしれませんが、側転はブレイクダンスの基礎となる動きもたくさん入っているので、ぜひ挑戦してみましょう。
2.逆立ちの『途中』を目指して蹴り上げ、途中で止める
いきなり逆立ちを意識するから怖さで逆にこわばったり、変なところで腕曲げにいったりして顔から落ちたりします。(私の経験談ですが)
最初から『途中でやめて前から降りる。』
をどんどん繰り返していきましょう。
頭が下。足が上。
の状態に慣れるためにはとりあえず脚を振り上げる動作に慣れましょう。
小さいところから始めてどんどん角度を高くしていくといつの間にか足を上げた状態に慣れていくことができます。
※ちなみに…最初から地面に手をつくのではなく、テコの原理を利用した上げ方の方が足が上がりやすいですよ!
あるある③ バランスとろうとする
偶然のバランスに期待していませんか?
とりあえず長く逆立ちの状態でいる!!
これが成長を早めるコツです。
歩いてもいいから長く逆立ちをする、背中側に倒れそうになった時に指をきちんと使って、
『指をつかって地球をつかむようにして耐える』
この繰り返しが、最終的に『慣れ』や『筋肉』の獲得につながります。
あるある④ 前転しちゃう
倒立から前転の癖がついてる方です。
個人的には『力を抜いちゃう』癖がつくかと思います。
そこで踏ん張れば大事なところで倒れなくなっていくのに!
って方が多い気がします。
筋肉量もですが、力の使い方を覚える前に戦線離脱する方が多いですね。
「受け身を取るためと習った」
と聞いたことがあり、怪我しないための練習方法として一理あるかもな。とも思いますが、癖だけはつけないほうがいいと思います。
まとめ
いままで倒立に時間がかかった方。
私が述べたような練習をしてこなかったでしょうか?
ブレイクダンスに必要かどうかは別としてどっかしらかの筋肉はつくだろうし、恐怖心はなくなったりするだろうから、
効果ゼロ!!
とはまでは言いません。
「無駄なことなど一つもない」
とかっこいいことも言えるし、それも事実なのですが…
好きなことしてるなら早く上手になった方が嬉しいですよね?
もし「なるほどな。」
って感じたら早めに違う方法にトライしてみましょう!!
「参考の動画も何もねーのかよ!?」って方
ないです!練習してください!!
と言いたいのですが…
倒立のための動画が必要であれば私はアクトレブログさんもしくはメトロンブログさんの倒立練習動画を試してみるといいかもしれません。
メトロンブログさんhttps://www.youtube.com/watch?v=lvyApvKp35U
アクトレブログさんhttps://www.youtube.com/watch?v=ZUqjveE4ngg
一部私の主張と違ってる部分もあるかもしれませんが(前転してたり、足揃えたり)、お二人がおっしゃられていることは納得のいくことばかりの動画でした。
世界で活躍するレベルなので、
私が間違えている部分もあるかもしれませんが、
…現に私自身がかなり時間かかってしまったのでこのように書かせていただいてます。
もはや過去の自分に読んでもらいたい内容です。
ブログでは細かい理由や例も含めて書いてあるので、気になった方は読んでみてください😊
ブログ https://pecoblog-zigen.com/breakdancetouritsu/
もし皆さんのなかにも『あるある』として共感いただる部分があったら幸いです。
こちらのnoteでは公務員のこと、ブレイクダンスのこと、メキシコ生活のこと、メンタル関係のことなど、自由に書いていきます。
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それではまた!!
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