アントニ・ガウディ
スペイン バルセロナに旅行した時 ガウディの作った「グエル公園」に行った。
わたしには、手塚治虫の宇宙モノにでてくる異世界に見えた。
「ガウディは、宇宙人で、きっとこの形をどこかで実際に見てきたに違いない」
と思った。
サグラダファミリア教会も、ガウディの作った部分と、その後を引き継いだ職人さんたちの作った部分では空気が違う。
全く別物だ。
晩年は、支援者のグエル氏が亡くなったり、自身も病気になったりと不幸が続いたようだ。
そして人嫌いになって身なりも構わなくなっていたガウディは路面電車に轢かれる。
浮浪者と間違えられて身元がわからないまま、治療が遅れて3日後に亡くなった。73歳。
事故と言われているが、ちょっとだけ自殺だったかもと思ってしまうわたし。
そして、すでに多くの偉業を成し遂げていたのに、誰もその老人をガウディと気づかなかったという孤独。
人の見ていないものを見るレベルの人は、孤独なのかもしれない。
と、凡人のわたしは、切なさも感じながら思うのだ。
いいなと思ったら応援しよう!
ぜひサポートお願いします
いただいたサポートは癌の子供達のための活動に使わせていただきます