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230619.

今月は鬱が長引いてる。
普段は自分の土台である自己肯定感の異常な無さ、強烈な自己嫌悪感に見てみぬふりをして日々生きてるために、調子が悪くなると即そのメッキが剥がれて、それらと向き合う羽目になる。

結果的に十代の頃から変わらず、死ぬ事は痛かったり苦しかったりの可能性があり怖すぎて死ねないため、こうなるとこんな俺は人様となるべく関わらずに生きていき、できる限り孤独で死ななければならないという強迫観念に襲われる。
そして、薄っぺらい俺は連絡手段やSNSなどを断とうとするという安易な手段に出る。

しかし、俺も歳をとってしまった。完全な中年男性だ。人類は群れて生きるシステムの生物なため、孤独が一番よろしくない。俺自身の価値に関わらず、孤立は悪手でしかない事を経験と知識で知ってしまっている。
それと躁鬱は子供の時からであるため(正式な初診は23歳くらいだったけど)、鬱にあまりにも慣れすぎてしまって結果、鬱の自分と、無意識に孤立を防ごうとしたり社会性を保とうとする自分にはっきりと分かれ、それらは同時進行で存在するようになった。
感情的になり鬱らしい行動をとる自分と、それと真逆の行動を淡々ととる自分が同時に存在しているわけだが、別に多重人格とかそんなのではない。意識は常にはっきりと単一で記憶も途切れるわけではない。同時進行で真逆の行動を取り続けるようになってしまった。説明が難しい。きっと健常者の皆様は死ぬまでこれを体験する事もなければ、一切体感する必要性もない。

ともかく、今回ももう何回、何十年し続けてるかわからないいつも通りの鬱イベントを過ごしている。

ただ、時間は平等に流れる。俺は38歳だ。子供の頃や若いうちはまだマシだったが、中年男性が、この先老年男性がこのように死にたいとか、自分に価値がないと言い出し人間関係を遮断し出したりまた短期間で再開し始めるみたいな行為を繰り返してるのは、これはあまりにシンプルにキモい。許されざる行動だ。人の道、理に完全に反している。

女が男を選ぶ際、一番選んではいけない雄はメンタルが弱い雄だ。金や地位や名誉や容姿なども勿論大切かもしれないが、メンタルが弱い男だけは絶対に選んではならない。母性本能はそこで発揮してはならない。一番のハズレはメンタルが弱い男だ。

メンタルが弱いジジイを想像してみてほしい。地獄絵図とはこの事だ。メンタルが弱いままジジイになるくらいならその前に腹を切る覚悟を決めるか、諦めずにメンタルを鍛え上げる他ない。これでも一応は昔より、微々たるものだが強くはなってると思う。しかし健常者の方々と比べると遥かに弱い。劣る。

とりあえず今回の鬱は長い。

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