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ステージごとに世界は変わる

今の日本では、保育園(幼稚園)前、保育園(幼稚園)、小学校、中学校、高校、(短大、大学)、卒業後というふうに、勉強ベースでのステージが存在している。

具体的にはよくわからないながらも、小学生の時に遊んだ「インサ(神戸式)」では地面に田んぼの「田」を書いてそれぞれ「小」「中」「高」「大」とレベルアップしたことからもわかる。

実際には、「留学」「夜間」「通信」「塾」「専門学校」「資格スクール」と学ぶ手段はどんどんと広がっていて、「不登校サポート校」なども全国で展開されている。
また、学ぶ時期もどんどん変わってきていて、社会人が大学生でもあまり不思議ではなくなってきた。私も32才で地域の体育大学の講義を半年間受けたことがある。また39才で放送大学に編入して、6年をかけて大学を卒業した。

別に勉強が好きなわけではない。自分の興味なんて年と共に変わるものだし、それが今通っている学校で学べるわけではないのだ。だいたい何に興味があるかなんて、当時の自分にわかるわけがない。

クラスメート対応、家庭対応、決められた習い事対応、宿題、遊びにも忙しいだろう?
色々やっていくうちに、これが勉強したいなぁと思えるようになっただけ。人は自分のためになること、興味のあることは結構がんばれるものだ。
要はその「何か」が見つかるかどうかだと思っている。

それが私には、前回書いたバレーボールだったのか?と思う。人生の軸になっていったからだ。

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そういえば、若いときに「あぁ死にたい」とか「消えたい」と思ったときに何があったのかあげてみた。

①夏休み終わり
②実力テスト
③反抗期でただそう思う
④仕事ノルマ達成後の翌月1日

本人は結構深刻だった。そのうち10代なのは①~③かなぁ。

①宿題は提出しなくてもそんなに怒られない
やらないといけないのにと思いすぎて、自分で自分の首をしめてた気がする。目標の4割程度提出した気がする。やってない子も多かった。

②サボっても大丈夫だった
不思議なことに、先生からも親からも怒られず。もしかしてばれていないのかと大人になってから聞いてみたけど、あやふやにされた。知ってたのか?

③中1~中2くらいが我ながら激しかった
日々イライラして暴れまわっていた。床をドンドン、物を棚から出したり、大声をだしたり。最終的には固いものは原則投げない父に掃除機をぶつけられた。
これは、仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、自我が芽生えてきて、2回目の関門といったところだ。子供から大人になるのだから肉体的にも精神的にも変革が大きいのだろう。サナギみたいに静かに変態できれば一番いいのに。
最近では、ホルモンのせいではないかとも言われている。生理的な現象、私は抗えず。。親にも迷惑をかけた。
これは何とかしのげとしか言えなくてごめん。みんなに起こる(青年期特有のアイデンティティの)危機ではあるけど、リアルな危険(ドラッグ、たばこ、酒、危険行為)に近づくかどうかは本人の意志にかかっている。人の行動は最終的には自分が判断するところが大きいのだ。そこのところは気をつけよ。身体あってこそだから。

(続く 一旦仕事する)

④燃え尽き症候群だったのか
毎月毎月ノルマのある仕事をしていると、達成して嬉しいとか、目標に燃えるとかもあるけれど、「あーあ、また1日がやってきたよ」という気にもなる。
これは部活動でもあるんじゃなかろうか。すごいことをやり切ったところで終わりにしたい感。または夏休み遊びきったあとの脱力感。
最近では、企画イベント(仕事ではない)が終わったあとに少し放心することがあるが、それに似ている。
目標や楽しみが終わってしまって、また仕事、家事、育児で時間に追われる活に戻るっていうのが、夏休み後の学生に似ているかもしれない。

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例えがえらく長くなった。参考になるのかわからないが、私のは概ねそんなところだ。いじめも経験はあるが、幸いにも「死にたい」の概念が小学生時代にはなかったので、平気だった。。巷に「死にたい」があふれる世の中になっていてごめんとすら思う。

言いたかったのは、今あなたが見ているステージや進路、将来っていうのは、100万分の1くらいであるということだ。
本当に袋小路に入っている気分になるとき、細い一本道を歩いている気分になるときはあるけど、冷静になって辺りを見回すと、抜け道やはしごや協力者は必ず存在する。世の中には果てしなく進む道や世界、新しいステージがあって、学ぶものや種類、関わる人によってどんどん変わっていく。

「リアルロールプレイングゲーム」である。ただし、何度死んでも大丈夫って訳ではない。

医療が進化しているから、多少のことなら復活できるかもしれないけど、少し病んでしまっても心理学も福祉もボランティアも発達しているから、色々なサポートが受けられるけど、命がなくなってしまえば、次のステージに進めない。ゲーマーじゃないので例えが乏しくて悪いけど。

「なんで生きてるんだろうなぁ」の答えは、「興味のあるもの(熱意が持てるもの)」を探す旅なんでないかと本当に思う。
なぜなら、それ見つけたら自然に身体とか頭が動き始めるから。その体験をぜひしてみてほしい。

せっかくだから、私はその感覚を伝えたくて、学校ボランティアの団体に所属した。10代の学生に、何かを伝えられたら。自身を見つめる機会を共有できたらと思っている。

さて、君は何に興味があるんだ?

今日はここまで。


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