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インテリアの申し子

私はインテリアの雑誌が好きだ。
いや、雑誌というか、インテリアが好きだ。

先日、模様替えをした。
ちょっと棚の位置を変えましたよ、とかではなく、大掛かりな模様替えで、寝室を書斎に、アトリエを寝室に、書斎をすっきりと、ホールをすっきりと、家の半分を用途も家具もほとんど全部置き換えた。

これは大変だった。何せもう歳なので(こういう時だけ歳を取ったアピールをして)(←ある程度を超えて歳を取ることは、大体が隆盛期から落ちていくネガティブイメージを持ちがちなので、自慢できる時を見つけたらすかさず自慢したいのだ。どこかで聞いたような言い訳)チキンライス。

何せもう歳なので、2日で終えようと思っていたところを4日もかかってしまった。

NEW寝室で我が物顔のワンちゃん姉
可愛いのである

NEW寝室はこぢんまりして居心地がいいし、NEWホールはソファを他の部屋に移動させたので広くなって空気の巡りがいいように感じる。
NEW書斎は広くなってソファまで置いて、今までずっと狭い3畳くらいの書斎で仕事を頑張ってくれていた主人に対して恩返しをした気分だ(何か、偉そうだ、何さまだ)。
とにかくいつも(私が)感謝感激している主人はNEW書斎を自ら掃除して整理して、どうやら喜んでくれているようだ。主人は本気で喜んでいるのか、私を気遣ってポジティブな言葉をかけてくれているのかわからない時があるが、今回は多分本当に喜んでいるのではないかと思う。

とにかく、今回のGW模様替え大作戦は大成功である。

模様替えが大成功したので主催者である(ただの言い出しっぺである)私は少し有頂天になっている。
私の案が、私のイメージが、良かったから大成功なのだと。
私はインテリアの申し子なのであると。
大風呂敷を広げてほんの少し自信がついた。私インテリア好きだなあと。向いてるかもしれないと。

もうアラフォーであるので、今からインテリアの会社を目指すのは少し抵抗があるのだが(言い訳はいろいろあるが、成長速度が若者と違うのでは、とか、10も20も違う若者の間で仲良くできるのか、とか、何せ申し子といってもど素人であるので、10も20も違う若者に教わるのも気を遣われて大変だろうとか、疎ましく思われるかもとか、歳を取るといいこともたくさんあるが、転職という観点からは難しくなってくるなあと感じている)
アラサーの時から働いておくべきだった。と、後悔しても始まらないので私は今できることをする。そう、動画にするのだ。

と、思って動画を作ってみたが、私は動画作成の申し子ではないと思うので、どうもダサい動画しかできず苦戦している。
こんなに居心地がいいのに、部屋の様子は動画にしたら窮屈そうだとか間が抜けているとか感じる。なぜだろう。
だから、今日も動画の申し子になるべく研究しよう。そして、インテリアは今まで通り研究しよう。

上手くなりたい苦手分野を伸ばす、そして長所を少しでも伸ばす。
いつでも成長を心がけるのだ。


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