心休まる節分の1日
ここ数年、節分には牧野記念庭園に行って節分草を見るのが恒例となっている。今年は全体的に少し早めに開花しているとの情報もあり、会えるかなぁと少し心配したが、無用であった。
牧野記念庭園は今ごろから春にかけてが一番面白い。一周したぐらいでは目に映らない小さな小さな早春の花たち。何周もしないと見つけられないぐらいひっそりと奥ゆかしく咲いている。楚々としていて信じられないぐらい繊細な姿に胸が締め付けられる。そんな風に咲いている花々をゆっくりと歩いて見つけていくのは本当に楽しい。そうして、帰る頃にはなんとも落ち着いた満ち足りた気持ちになるのだ。
家に帰ってからはベランダの植物たちをお世話を…。
ようやくバラの冬剪定完了。本当は1月中にしたかったのだが、2月になってしまった。やっぱり暖冬のせいか、すでに若芽が少しだけ出ている。我が家で一番頑張り屋のピンクアイスバーグは1/3ぐらいの大きさにまで短くして、一回り大きな鉢に植え替えた。ビレドゥとキラーニーも同じく剪定。今年3年目を迎える姫ライラックのジョシーも少しだけ刈り込んで一回り大きな鉢に植え替えた。
終わってから、ひとしきりベランダを眺めて過ごす。この時間が大好き。
植物によって心安らいだ一日。生き返った気分である。