世界はドライブレコーダー違法!!「ヨーロッパから学ぶ編」
先日のヨーロッパのお客さんから車に乗っている時に
「このカメラ何?」と聞かれて
「ドライブレコーダーだよ!」と答えると
「何のために?」と聞かれて
「事故が起きたときのために証拠が必要なんだよ」
驚いた感じだったけども
その時はそのまま。。
でも思い出して調べてみると
ヨーロッパの多くの国で禁止されている。
確かにヨーロッパに住んでいる時にドライブレコーダーは見たことがない。
日本では誰もが疑わないドライブレコーダー
でもヨーロッパではそれは国民が求めていない。
その理由は「個人プライバシーの保護」からである。
確かにドライブレコーダーは「個人」がそこら中のものを走りながら撮影している。車のナンバーはもちろん、その人がどちらの方向へ向かうのか全てを撮影しているしそれが当たり前の状況になっている。
そんなことを何も疑わない日本人にも本当に驚く。。
プライバシーに関して日本以上に厳しいヨーロッパ。
日本でプライバシーと叫んでいるけどもドライブレコーダーなどをみると全くプライバシーの形もない日本。本質よりも形が大好きな日本では私たちのプライバシーは筒抜けであり漏れまくっていることもわかる。
それは国民が気付かないのか声をあげないからでもあり
大抵はマスコミなどが声をあげて国民に知らせるのだが
利権や圧力があるとマスコミもそれを知らせない。
国民が自分たちから「これっておかしいよね?」って思うこともない人たちがほとんどなのでこういう風になる。
僕自身もそうだけどもドライブレコーダーは何の疑いもなかった。。
日本でドライブレコーダーが流行ったのは事故の証明
10年以上前からバスなどから義務化されていったけども
その事故の際に残されているドライブレコーダーからいろんな証拠になっている。
ヨーロッパで禁止されている国は多い。ドイツなどは最高裁に提出されることは認められているらしいが、車につけているだけで200ユーロの罰金だそうだ。駐車している時にドライブレコーダー録画していてぶつけられた本人が警察に持っていって犯人を探して!と言ったら「プライバシー保護法」により罰金を喰らうということもあったようだ。
ドライブレコーダーに関しては僕は賛成派でもある。
事故の証明よりもプライバシーを重視するヨーロッパは
特にドイツは事故の前後だけの映像を残す、ドライブレコーダーを開発したようだ。衝撃の前後だけであり、録画はされているけどもそれは個人は見ることもできないし、SDカードなどの取り出しもできない内蔵型。
まさにプライバシーも守り、事故の証明もバッチリにしたドイツらしい賢いやり方だろうと思う。
日本もまだまだ自由に撮影できているし、それに対して何の罰則もない。
ドライブレコーダーだ!といえば良いだけだ。。
でも以前にドライブレコーダーを車の四方八方、下の方とかにもつけていて女性のスカートの中を撮影していた人が捕まった。
こういうバカも出てくるよね。。っと分かっているドイツと
こんなことをやる人がいるのか!という日本。。
それでもまだ規制には動き出さない日本。
あまり表には出ていないけどもドライブレコーダーを使ってかなり盗撮されていることは否定できないだろう。
ヨーロッパから学ぶこと
それでは今日も良い1日を!