見出し画像

私たちの人生がこんなゲームだったら

知り合いのおじさんがパーキンソン病になった。。

日に日に体力も筋肉も落ちていき言葉もはっきりと言えない

半年ぶりに会ったけども衰え方が本当にひどかった。


補助車を使わないとバランスが取れなく歩くスピードも非常に遅い。

70代だけども100歳以上のおじいちゃんのようだ。


話によると最終的には何もわからなくなるらしい。

人はだんだん衰えていくもの。。


でも難病でもありすごい勢いで衰えていく

脳はまだはっきりわかるので自分でもその変化がわかっている。


やりたいことができない。。

日に日にもっとできなくなっていく。。

リハビリしても回復しないし、変化もない。
よりひどくなっていく。。


そんな毎日を送っていて自分が嫌になってくるだろうし

不機嫌になるだろうし、性格も変わると思う。。


身近な人でのパーキンソン病。初めて聞く病気なのでいろんな知人、お医者さん、大学教授などに聞いたけども「治らない。」と言われた。

ものすごくショックだった。。


でも本人が一番ショックなことは病気のこと以上に、

「そのことを告白したこと」によって友達だと思った人が去っていくことだろう。


もし「彼の人生がゲーム」だったらリセットボタンを押すだろうか?


もし僕が同じ状況であれば

押すだろう。。


ロールプレイングゲームなどのゲームの楽しさは成長だと思う。


戦って武器を集めてポイント貯めてまた成長して強くなっていく。。

ゲームでも病気になり毒に侵されて歩くごとに体力HPが減っていくこともある。。

人生は何歳の時でもその成長が楽しいのではないとと思う。


歩くスピードも遅くなり、コントローラーを上に押しても横に進んだりして、街の人と会話をしても通じない、相手にしてくれない、お金はあっても薬はない、お医者さんに行っても治らないゲーム。。


ただ日々に悪くなっていく。。最終的にはコントローラーが効かなくなりただ勝手に歩き始める。。そんなゲームをやっていても楽しいだろうか?


これはパーキンソン病気だけではないけども認知症なども進行は遅いけれども同じだろう。


多くの人に知ってもらいたいヨーロッパと日本の介護の違い。


パーキンソン病は意思がある。記憶もそれほど悪くない。だから余計に辛いのだと思う。。認知症でも頭がボケてくるし記憶も忘れてくるしでいい感じでバランス取りながら衰えてくればいいけど、頭はクルクルパーで体が元気だとこれも厄介だ。。それならば体は動かない、頭が冴えている!方がいいだろう。

パーキンソン病は体の筋肉が異常なスピードで衰えていく。

スイスなどであれば難病やこのようの病気、回復する見込みがない病気、生きているのが辛い、生きていて苦しさを感じる、そういう状況では安楽死が合法化されている。しかも外国人も受け入れている。


ヨーロッパでもそういう人たち、希望する人たちはスイスに行く。

でも日本ではスイスまで行く人はいないだろうし

「命を最後まで全うする!」


ということがあるようだけどもそれはどうかとも考えさせられる。

記憶が消えて、自分では何も食べれなくなり、それでも生きるものなのか。

管に繋がれて病院で寝たきりの人が世界で一番いる日本


自分もつまらない。。周りもつまらないし迷惑、大変。。家族は介護、もしくは施設。。医療保険で国にも迷惑、一体何が誰が徳するのだろうかと考えるとお医者さんぐらいじゃないかな。

最終的には介護している家族、介護をしていない家族でも会いに来ないという現状が本当に今は多い。

「人生楽しかったよ!それじゃね、バイバイ!」って死ねる日本にはならないのかな。。


あれはアメリカ。。今から10年前

29歳の女性が難病を持ってしまって余命半年と言われて安楽死を選択してそれが大論争になった。


それは彼女も「尊厳を持って生きること」を主張していました。

アメリカでなぜ大論争になっているのか?スイスやオランダではどうしてならないのか?

何事でもそうなのですが新しいことをやると受け入れられない人たちが必ずいるんです。でも先進国を見ればいずれそうなってくるもの。


10年前にアメリカです。オランダも安楽死合法の国。でも約45年前に合法化しています。

その時も国で大変な大論争になりました。


日本ではどうでしょう?きっとこのアメリカのようなことが起きたらニュースになります。

また人々のレベルも低いので受け入れられないことでしょう。


生きたい人は生きればいいと思います。
でも人生を終わりにしたいけども方法がない、周りから反対される。。
そのような状況が辛いんです。。


ヨーロッパなどで安楽死の話をしても話題にはならない。
人々は受け入れる。。


日本のように「人生を全うする!最後まで頑張って生きる!」はそういう国にはないんです。


自殺なのではなく安楽死。。文字通りに安心して楽に死ねる方法だろうし、本人が希望するならばそれもありだろうし、周りも納得するだろうと思います。


日本は自殺も反対ですが、僕個人は自殺も賛成派です。

その人が自分で自分の人生を終わりにさせたいのですから自由だと思います。でも周りがガヤガヤ言うし、反対派がほとんどなので相談できない環境にあります。


結局は自殺者が減らないのですから方向性を考えてみることも大切だと思います。

アフリカとか発展途上で自殺する人はほとんど聞きませんが先進国はたくさんいるものです。


日本は周りもなぜか生かせたがる傾向にあります。


「先生!助けてください!」


でも医者の言うことを聞かない患者も多いのも意味がわからない。治療してもらったのに、アドバイスを効かない。。。アドバイスを聞かないからまた悪くなる。。


そして医者へ行くけども医者も状況を見ればアドバイス無視していることくらいわかる。

そうすると仕事だろうけども医者も人間。。適当に対応してくることだろう。。「はい、この薬飲んでおいて!」

これから世界トップクラス水準の高齢者だらけになってくる日本


僕が日本で嫌いなことは「形だけで行動すること」です。


相手を気にするあまりに本音で言えない。言わない。。


その結果相手も傷つけて、自分にも傷つけている。

なぜかと言うと「自分にも嘘を言っている」のだから。。


僕は病気になったら堂々と告知するし、そこで「大丈夫?」とか声をかけてもらいたくない。

「ばっかじゃないの!」「日頃の行いが悪かったからだよ!」とかで十分!

僕も「その当取りだよ!あっっはっはは!」そんな人間関係の方が好きだ。。


でも本当に心配してくれる人は行動でもわかる。

何も言わずに現れてくれたり、何度も何度も言葉も言わずに、病気のことも何も触れずに何気に行動してくれる


僕もおじの所には病気のことなどよりも彼が以前やっていた仕事関係の話を聞きに行ったりする。

そうすると喜ぶんだよね。次の日も電話かかってきて「昨日のあれ、わかった?」って電話かけてきたりする。何気に嬉しそうなんです。。


人は人に頼られることが一番!


でも病気になっていくと周りが離れていく人が多いのも現実。


それは日本の気を使う傾向、周りの目を気にする傾向。

でもそれが本人たちを余計に傷つけたりするもの。


よくお笑いの人たちがやっている行動が僕は素晴らしいと思う。


離婚した芸人、陣内をいじって笑いをとる。

いじられて笑いを取ってもらったことで心が晴れたと言う陣内。


サッカー元日本代表の前園さんも飲酒で暴力事件を起こしたけども、あれもいじってもらって表に出てきた。


それらはダウンタウンの松ちゃんからだろう。


パーキンソン病はいじったらダメなのだろうか?

本人は「大丈夫?」「がんばってね!」の方が嬉しいのだろうか?


僕だったらやっぱりいじられたい。



毎月おじさんのところへは遊びに行こうと思います。

いじれるように。。僕が得意なことは人を笑わせること。

何回笑えってもらえるかな。。自分のドジな失敗話をたくさん。。

おじさんが病気のことをマイナスと捉えないように。


病気になってからの方が人生が楽しいって思えたらいいよね。。



皆さんで本当に考える時がきているのかもしれない



素敵な人生が送れるように。。


今日も良い1日を!


いいなと思ったら応援しよう!

Issei 世界旅人
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。