病院で「コードブルー、コードブルー」という館内放送を聞く
11月4日
内容を修正しました。よろしくおねがいします。
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『コードブルー』という館内放送を聞いた。
『コードブルー、コードブルー、総合受付前』とか言ってる。何々?
なんだなんだ?「コードブルー」というドクターヘリの人気ドラマがあったのは知ってたけど、見てなかったし。早速スマホで検索。
【コードブルーとは病院内でアナウンスされる隠語で、病院内で緊急患者が発生したときに病院内の医師を現場に集めるために使われます。 実はドクターヘリとは関係ありません。 】
なるほど、総合受付前で命の危険が迫っている人がいるという緊急情報だったのか。他にも「コードイエロー、◯階エレベーター前」などとも言ってる。色で内容を分けてるみたいだ。
こういうアナウンスを初めて聞いた。もしかして、医局とか院内スタッフのところにしか聞こえない設定なのだろうか?外来でも聞いたことはないような。
どうなんだろう、医療関係者の方に
内情をお聞きしたいところである。
さてドラマ『コードブルー』
4月に再放送してたのがこの『コードブルー』シリーズ。救急救命を担いドクターヘリで現場に急行し医療行為を行う医師達の人気のドラマ。2008年.2010年.2017年放送。
登場人物。
まずは主演の山下智久さん。
NHKの『正直不動産』の好演も記憶に残る。仕事のできる、クールなフライトドクター。1seasonでは、チャラい茶髪が印象的だ。新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さんらとチームを組む。
柳葉敏郎さん。
朝ドラ「ブギウギ」では、飲んだくれの愛されダメ親父役だったけど、救命救急のエキスパートで信頼できる指導医役が実にかっこよい。驚き。
椎名 桔平さん。
うさん臭い役の多いイメージの俳優さんだけど、実力のある先輩ドクターで、人柄がよい役どころ。これも新鮮。
あと、今活躍してる俳優さんがチョイ役で出ててくるのもまたよい。
吉田羊さん。若い母親役。
浜田岳さん、大学生役。
癌を隠してる母親に、「自分は医師になる。見えっぱりの母さんは、ずっとオレを自慢できる。だから生き続けろ」と、畳みかける高校生役。
上手いなこの若い俳優さん。誰かに似てるなと思ったら、朝ドラ「虎に翼」で虎子の戦死した元夫役、仲野太賀さんだった。
ドラマはドラマである。所詮作り物だ。でも、目の前の命を救いたいと言う医療者の思いは、ひしひしと伝わる。医療だけでなく、医師達の成長、そこに関わる人々の人間関係も丁寧に描かれてて、人間ドラマとしても胸が熱くなった。
「救命救急24時!」などという番組もつい見てしまう。(「警察24時」も好き)患者は次から次へと運ばれてくる。先生方、まともに食事を取れなかったり、あんなにハードな勤務で身体は大丈夫なんだろうか。使命感に頭が下がる。
誰しも大怪我などしたくない。一分一秒を争うような重篤な病気になどなりたくない。しかしそうなってしまった時に身をゆだねるのは、救急救命の最前線に立つ医療従事者の方々だ。
助かる命を助ける。真摯なその働きに心から感謝したい。合わせて医療に関わる全ての方々に深く敬意を表したい。
『コードブルー、コードブルー』
今日もどこかでこのコールが使われてるのだろうか。