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あの曲以外の曲

私の短いnote投稿歴のなかで、音楽について書いたものの閲覧数が多い。公開日からの日割りで考えると、圧倒的に『世界のどこかの音楽』が読まれている。

ずっと音楽の話は、私なんかが書いたり話したりしてはいけない気がしていた。音楽の話をしていいのは、ピーター・バラカンさんか、ゴンチチさんくらい、その曲の背景や歴史に詳しい人じゃないと、と思っていたからだ。

でもいっかー。私が好きな曲について好きだと言っているだけだもの。知識がなくてもメロディが好きなんだもの。嬉しいことに読んでくださる方もいるしさ。ということで、今日も音楽の話をしたい。


ものすごい瞬間風速で世界中に流行る曲がある。でも、その流行りが過ぎた後、そのミュージシャンについて、全く聞かなくなるということもよくある。”一発屋”と呼ばれたりするあの現象。一体なんだろう?だから「このミュージシャン、一発屋じゃないんだよー!」ということを、それを証明する曲と共に、ここで叫びたいと思う。

1.Daniel Powter
2005年に『Bad Day』が大ヒット、日本でもあちこちで流れていた。Wikipediaによると、ビルボード電子版により2000~2009年の『一発屋』に選ばれたそうだ(^-^;。おススメは2ndアルバムから『My So Called Life』。日常のなかのささやかな努力を歌っている。素朴なサウンドと、共感しやすい歌詞が元気をくれる曲。


2.MIKA(ミカじゃないよ、ミーカだよ)
本国のフランスでは、今も人気のミュージシャンだと思うけれど、日本では「あ~、いたね…」というくらいの認知度ではないだろうか?2006年にヒットした『Grace Kelly』のファルセットで有名。発売するアルバムが、段々とチャート圏外になっているのは寂しいけれど、彼の躍動感あふれるピアノとダンス、歌声は、売れる売れないにかかわらず素晴らしいと思う。5枚目のアルバムから、透明感のあるサウンドと歌声のマッチが美しい『Cry』を。


3.Barenaked Ladies(略してB.N.L)
大ヒットドラマ『The Big Bang Theory』のオープニング曲:『The History of Everything(2007)』で有名なカナダのバンド。ドラマの知名度とB.N.Lのそれとが格差が有り過ぎなんじゃ?と思ってご紹介。2000年に発売されたアルバムから『Pinch Me』。メインのボーカルも良いし、サビのコーラスが気持ちいい。


前にも書いたが、自分が好きな曲について誰かに話したいけれど、洋楽仲間が周りにいなくて、その「いい曲なんだよー」の気持ちを、ずっと自分の中に抱えている。ここに書くことで、自分の気持ちが軽くなってありがたいものだ。

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