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アレックスペレイラと坂本博之さんの左フック

どうも!
減量と水抜きの記事が大反響なのですが、
全然イイネがつかなくてビビってる僕です。

ちょっと打撃トレーナーっぽい記事を書きたくなったので、書いていきます。

皆さんアレックス・ペレイラって知ってますか?


格闘技フリークはみんな知ってると思いますが、GLORY(世界最大のキックボクシング団体)とUFC(世界最大の格闘技団体)で二階級制覇したとんでもない選手です。
ここ数年で1番格闘技で実績を残した選手といっても過言ではないです
しかもペレイラは13歳からアルコールを大量に摂取していて、10代半ばから20代半ばにかけてアルコール依存症だったようです
そのため更生プログラムの一環として格闘技を始めたら才能が開花したという漫画のような選手です。
22歳から格闘技初めて大活躍するなんて、才能や身体能力に恵まれてるんだろうな〜とあまり注目してなかったのですが、
動画をみてみたら、細かい技術を沢山使ってました!!!

ペレイラの代名詞である左フック

これ昔僕が坂本博之さんに教わった打ち方をしてました。
ちなみに吉野弘幸さんもこの打ち方をするらしいです。
確か魔裟斗さんもカウンターではこの打ち方するとか
僕もこの打ち方は一時期得意で初見だと高確率で入ります。

一般的な左フックは右肩を入れて、上半身を回旋するような打ち方なのですが、
ペレイラの左フックは右肩を入れずに、左肩を回すような感じで打ってます
言葉にするのが難しいですが、クロールするような感じですね
それを小さくやってます

相手からしたら肩を返すモーションがないのに飛んでくるので、ビックリします
よくペレイラはスウェーするような体勢で左フックかましたり、バックステップしながら打ちますが、右肩を入れてない左フックだから可能な打ち方になります
しかもペレイラはリーチが長いのでさらに厄介です。

ちなみに皆んな大好き山本"KID"徳郁さんもこの打ち方しますね
ホイラーをKOした時はこの打ち方でした
ただKIDさんは腕を大きく振ってるので、ペレイラと全く同じではないですが、クロールするように肩と腕を回してますね


さらにKIDさんはパウンドでもこの要領で打ってます(堀口恭司さんにもクロールする感じでパウンド打ってると話してる動画もあります)

KIDさんは背を泳ぎと言ってましたが、多分クロールの事
肩が柔らかかったからできると言ってました

ちなみに井上尚弥がネリを倒した時もこの打ち方をしてたはず

こんな便利な打ち方が何で浸透してないかというと、むっちゃ難しいらしいです

僕は坂本博之さんに教わったら、身体的に合ってたのか1発でできました
坂本さんはこれできた奴初めて見たと言ってくれたので、かなり難しい打ち方のようです
多分MMAファイターのように筋骨隆々か肩関節が柔らかい人じゃないと難しいのかもです。

現に僕も他の選手に教えましたが、みんな苦戦してました
ただ練習したら使えるようにはなると思います

マニアックな話ですが、
これからもオタクらしくマイペースに記事を書いて行きます

てか吉野弘幸さんの左フックを特集してるのがあった、3:50から見るとわかりやすいかもです
ペレイラに近いですし
かなり高度な打ち方してますね
https://youtu.be/EI6o7tGRwyg?si=aCh4vRwLxbfh1k2G

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