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会社を辞めた時に思ったこと

30歳になった私は、先日仕事を辞めました。妙齢かつ、転職でも結婚でもない退職。会社の人からは様々な反応がありました。

『しばらく休む?生活は?働かなきゃ厳しいでしょ?』

『休むのも必要だよ、ゆっくりしてね。お疲れ様。』

『退職かぁ、羨ましい…。』

仕事柄、不規則な生活を続けてきたので生活リズムを整えたかった事と、次に進むには何となく空白の時間が必要だと感じて退職に至りました。

今回の退職での気づきを新鮮な内に記録していこうと思います。

辞める前にやっていて良かったこと

〈退職後にやりたい事リストを作っておく〉
辞めるぞー!あともう少しだぞー!と、気分がのっている退職前にリストを作っておくと、途方に暮れなくて済むと思います。

というのも、実際に休みに入ると、突如手に入った自由に戸惑ってしまうと気づきました。時間があると余計な心配事を考えたり、お金は極力使わず地蔵のように過ごした方が良いのでは‥?と守りの姿勢に入りかけました。

そんな時このリストを開くと「なんのために辞めたんや!びびらず満喫せんかい!」という退職前の自分からの喝が入ります。

ちなみに退職前の私が作ったリストは‥

・ファスティングをする
・ハイライトやグラデーションカラーの髪色にする
・オンライン英会話をする
・20万を自力で稼ぐ
・ラジオ体操を習慣化する

など、どんなことでもいいので退職の前からノートに書き記していました。

メンタルが整っている時に、時間とお金を何に投資するのか決めておくと有意義に過ごせると思います。

〈お世話になった人に伝えたいことをまとめておく〉
以前退職した先輩が、私の良さや印象的なエピソードと共に挨拶をしに来てくれた事がとても嬉しかったので参考にさせてもらいました。

「終わりよければ全て良し」という言葉もあるように、別れ方は大事だなと思います。また会う人もいれば、もう一生会わない人もいるかもしれないけれど、お礼や好意を伝えられると、誰だって嬉しいはず。

私は口下手なので「あの人にはこれ、あの先輩にはこれを伝えよう。」とある程度心の中に準備しておきました。

退職時に気づいたこと

〈お礼のお菓子はちょっと多めに用意した方が良い〉
まさか!と予想もしなかった方から、退職時にプレゼントを頂くかもしれません。
実際にそうなった時、嬉しい気持ちと「何かお渡ししたいけど、お菓子が足りない…」と後悔しました。お菓子は多めにあったに越したことはないと思いました。

終わりよければすべてよし。(2回目)

〈年下からのお礼は心に響く〉
年下の人からのプレゼントやお礼の言葉は、シンプルに胸にグッときました。

いつも散髪代をケチって上司から注意されていた後輩や、まだ研修中でお給料も少ない新入社員の女の子。

物をもらうことも嬉しいけれど、私を思って準備してくれた気持ちが響きました。自分も彼らのように気持ちが伝わるお礼をしようと思わせてくれました。



退職して最初の数日は「自分って何も持ってない。何にも属してない。根無草…」と不安になったりしました。

けれど退職のおかげで周りの人のありがたさや、一人の時間が好きだった自分が「誰かと話したい…!」と人との繋がりを求めていたことに気づきました。

退職で得たことを新鮮なうちに記録しておきたい!と思い立ってnoteに残してみました。


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