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PEANUTS MUSIC

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音楽について自由気ままに語った記録。
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今年よく聴いていた10曲を紹介する。

渚のバルコニー/松田聖子徐々に下降していくAメロのメロディーとは対照的に段々と上昇していくサビのメロディーと情景のありありと浮かぶ歌詞が印象的な曲。また、彼女の歌声の魅力が最大限に引き出された曲でもある。「馬鹿ね」の部分と「ラベンダーの」の部分にはそれが如実に表れている。 本気でオンリーユー-Let's Get Married/竹内まりや転調に驚かされた曲。浅はかな見解かもしれないが、「結婚に至るまでの紆余曲折を表現したのではないか」と思うほどの凄まじい転調だ。また、6/8

音楽を批判することについて

久しぶりにサカナクションの山口一郎氏がMCを務めていた番組「NFパンチ」を見返したら、改めていろんなことを感じたので語っていこうと思う。 批判が少ない「映画や漫画に比べると音楽は批評(特に批判)が少ない」という意見が動画内で何度か出ていた。私もこれには激しく同意する。 「脚本が良くない」、「作画が良くない」みたいな批判は何度か見かけたことがあるが、「メロディーが良くない」、「サウンドが良くない」みたいな批判はほとんど見かけたことがない。これって私だけだろうか。「もっとあっ

「昔の音楽は良かったけど、今の音楽は〜」について

私はよく昔の音楽をYouTubeで聴くのだが、その度にコメント欄で「この時代の音楽は良かったのに、今の音楽は終わってる」、「こういう本当の音楽が今はない」などといった辛辣な意見を見かける。 「昔の音楽は良かった」 これは正しいと思う。しかし、 「今の音楽は終わってる」 これは間違っていると思う。 山下達郎氏の見解「最近、音楽の質が低くなった、昔の音楽は良かった、という人がいますが、それは違います。昔も質の低い音楽はたくさんあった。低質の方が多かった。でもそれらは時と

好きなCMソングを語ってみた

エイリアンズ/キリンジまるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて  「エイリアンズ」、「禁断の実」、「月の裏」といった比喩が受け手の解釈の幅を広げてくれる。この歌詞の続きに「キミが好きだよ エイリアン」とあるので、社会から隔てられた僕ら(エイリアンズ)の間にも壁がある(エイリアンと呼んでいるのはこの壁があるから)、だからあなたの本音や本性(月の裏)を知りたいと切望しているのかなと個人的には解釈している。 I'm in the Mood for Dan

衝撃を受けた歌詞

渚にまつわるエトセトラ/PUFFYカニ 食べ 行こう はにかんで 行こう 自分の中にあったサビの概念が崩壊したのを覚えている。愛してるとか会いたいとか壮大なこと言わなくてもいいんだなと。でも愛しているに近い気持ちを伝えている歌詞なのかな、いまだにあまりよく分からない。 群青日和/東京事変突き刺す十二月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点 少しあなたを思い出す体感温度 初めて聴いた時、「ん?伊勢丹!?あの伊勢丹!?」と困惑した。さすがに聞き間違いだろうと思ってググったら、本当

好きな映画音楽を語ってみた

Moon River/Audrey Hepburnとんでもなく憂鬱な朝にこの曲を聴いて泣いたことがある。歌詞の意味はあまり分からなかったが、メロディーとあまり聴き馴染みのなかったコード進行に胸を打たれた。 この歌のバージョンもいいが、映画冒頭に流れるインストバージョンも個人的には好き。 That's Life/Frank Sinatra映画「JOKER」をきっかけに知った一曲。当時の録音技術や環境の影響もあるとは思うが、現代にはない素晴らしい歌声だと思う。 前向きな歌だ

小学生の頃に好きだった音楽

Smooth Criminal/Michael Jackson小学校低学年の頃、学校から帰宅したら母親が股間を押さえて叫んでる男を見て興奮していたので、かなり衝撃を受けたのを覚えている。当時は音楽以上に彼のダンスやファッションに意識が向かっていた。 Aメロの主旋律とベースラインがユニゾンしているところが好き。また、この曲含め彼の曲はスネアの音がとても独特だと思う。 オリジナルスマイル/SMAPフルのCD音源がYouTubeにもサブスクにも見当たらなかったので、サビだけだが

大学受験と音楽

日常/星野源受験日の朝にいつも聴いていた。だから、試験中にも頭の中で流れていた。 また、受験期だけでなく、受験勉強の時も私を支えてくれた一曲である。 「音楽で世界は変えられないと思っている。 <省略> でも、たった一人の人間は変えられるかもしれないと思う。たった一人の人間の心を支えられるかもしれないと思う。」 彼の著作「働く男」にこんな文章がある。本当にその通り。ありがとう。 ばらの花/くるりイントロのリフが東進ハイスクールのCMを彷彿させる。個人的にはコード進行に急

【新世代のユーミン】さとうもかの音楽を語ってみた

最近、関ジャムをはじめとするあらゆるメディアで話題のさとうもか。どうやら「新世代のユーミン」とも称されているらしい。 今回はそんな彼女の音楽を語っていく。 彼女のプロフィール等を知りたい方はぜひ下記のリンクから。 https://www.satomoka.com/profilehttps://www.satomoka.com/profile メルヘンチックメロディー、サウンド、歌声、どれもメルヘンチック。aikoの曲のように半音階を駆使したメロディー、ピチカートのスト

音楽において歌詞は重要か

賛否両論を呼ぶこの話題。私は重要だとも重要でないとも断言できない。つまり中立派である。 今回は、そんな私の個人的な見解を語っていく。 意味・内容△ 語感・リズム○「歌詞の意味や内容は重要か」と訊かれたらYESとは言い切れない。(NOとも言い切れない)なぜなら歌詞の意味や内容は分からなくてもメロディーや歌声にハマることがあるからだ。(特に洋楽)ただ、もちろん歌詞の意味や内容に深く共感することだってある。そういった意味でYESともNOとも言い切れないということである。聴く音楽

日本から新しい音楽ジャンルが生まれていない理由

戦後、ロックやファンク、ディスコなど、現代の音楽の基盤を担う様々な音楽ジャンルが海外の国々から誕生したが、日本からは特に何も生まれていない。(これはあくまで個人的見解) 今回は、その理由を独断と偏見だけで語っていく。 歌える音楽と踊れる音楽日本は「歌える音楽」を探求してきたのに対し、海外の国々(特に欧米)は「踊れる音楽」を探求してきた。もちろん100パーセントとは云わない。ただ日本のカラオケ文化と海外のクラブ文化を見ればその違いは明確だろう。 そして、新しい音楽ジャンル

中森明菜の音楽を平成生まれが語ってみた

「出会いはスローモーション」 彼女と出会ったのは確かマツコデラックスの番組。音楽と歌声に一聴き惚れしたのを覚えている。松田聖子と同様、彼女の音楽もリアルタイムで体感してみたかったとつくづく思う。 今回は、そんな私が中森明菜の音楽を語っていく。 ※もしよかったら松田聖子の音楽について語った前回の記事も読んでみてほしい。 神イントロサブスクの興隆によってイントロのない楽曲が多くなった昨今に比べると、昭和はイントロへの熱量が桁違いである。もちろん彼女の楽曲からもその熱量を感

松田聖子の音楽を平成生まれが語ってみた

「リアルタイムで彼女の音楽を体感してみたかった」 聴くたびに平成生まれの私はこう思う。今回は、そんな私が松田聖子の音楽を現代のアイドルとの比較も交えながら語っていく。 シンガーソングライターによる作曲これは松田聖子に限らず、昭和アイドルにおける大きな特徴の一つである。シンガーソングライターとアイドルの化学反応はアイドルを進化させる。 ユーミン作曲による「赤いスイートピー」はその典型だろう。それまでは「ぶりっ子、フレッシュ、無垢な少女」というイメージ(あくまで私の)だった

昭和、平成、令和からそれぞれ一曲ずつ好きな曲を紹介する。

【昭和】 卒業/斉藤由貴ああ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でももっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの 初めて聴いた時、このサビの歌詞にとんでもなく衝撃を受けた。卒業ソングは数え切れないほど存在するが、こんな歌詞、他にあるだろうか。 「クラスメイトや先生との別れ」<「悲恋」という比較の描写があまりにも斬新でまたどこかリアリティーを覚える。 セーラーの薄いスカーフで 止まった時間を結びたい だけど東京で変ってく あなたの未来は縛れない これはBメロの歌詞。セ