ピーナッツママ

普通の大学生です。音楽を聴いたり、たまに作ったり。主に音楽について自由気ままに語ります。

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普通の大学生です。音楽を聴いたり、たまに作ったり。主に音楽について自由気ままに語ります。

マガジン

記事一覧

今年よく聴いていた10曲を紹介する。

渚のバルコニー/松田聖子徐々に下降していくAメロのメロディーとは対照的に段々と上昇していくサビのメロディーと情景のありありと浮かぶ歌詞が印象的な曲。また、彼女の歌…

音楽を批判することについて

久しぶりにサカナクションの山口一郎氏がMCを務めていた番組「NFパンチ」を見返したら、改めていろんなことを感じたので語っていこうと思う。 批判が少ない「映画や漫画に…

「昔の音楽は良かったけど、今の音楽は〜」について

私はよく昔の音楽をYouTubeで聴くのだが、その度にコメント欄で「この時代の音楽は良かったのに、今の音楽は終わってる」、「こういう本当の音楽が今はない」などといった…

好きなCMソングを語ってみた

エイリアンズ/キリンジまるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて  「エイリアンズ」、「禁断の実」、「月の裏」といった比喩が受け手の解釈の…

コンプレックスの対処法

いつも音楽についてばかり語っているので、たまには違うテーマを語ろうかなと思います。「あと1ヶ月ちょっとでクリスマスだな」と思い、このテーマについて語ろうと決めま…

衝撃を受けた歌詞

渚にまつわるエトセトラ/PUFFYカニ 食べ 行こう はにかんで 行こう 自分の中にあったサビの概念が崩壊したのを覚えている。愛してるとか会いたいとか壮大なこと言わな…

好きな映画音楽を語ってみた

Moon River/Audrey Hepburnとんでもなく憂鬱な朝にこの曲を聴いて泣いたことがある。歌詞の意味はあまり分からなかったが、メロディーとあまり聴き馴染みのなかったコード…

小学生の頃に好きだった音楽

Smooth Criminal/Michael Jackson小学校低学年の頃、学校から帰宅したら母親が股間を押さえて叫んでる男を見て興奮していたので、かなり衝撃を受けたのを覚えている。当時…

大学受験と音楽

日常/星野源受験日の朝にいつも聴いていた。だから、試験中にも頭の中で流れていた。 また、受験期だけでなく、受験勉強の時も私を支えてくれた一曲である。 「音楽で世…

【新世代のユーミン】さとうもかの音楽を語ってみた

最近、関ジャムをはじめとするあらゆるメディアで話題のさとうもか。どうやら「新世代のユーミン」とも称されているらしい。 今回はそんな彼女の音楽を語っていく。 彼女…

音楽において歌詞は重要か

賛否両論を呼ぶこの話題。私は重要だとも重要でないとも断言できない。つまり中立派である。 今回は、そんな私の個人的な見解を語っていく。 意味・内容△ 語感・リズム…

日本から新しい音楽ジャンルが生まれていない理由

戦後、ロックやファンク、ディスコなど、現代の音楽の基盤を担う様々な音楽ジャンルが海外の国々から誕生したが、日本からは特に何も生まれていない。(これはあくまで個人…

中森明菜の音楽を平成生まれが語ってみた

「出会いはスローモーション」 彼女と出会ったのは確かマツコデラックスの番組。音楽と歌声に一聴き惚れしたのを覚えている。松田聖子と同様、彼女の音楽もリアルタイムで…

松田聖子の音楽を平成生まれが語ってみた

「リアルタイムで彼女の音楽を体感してみたかった」 聴くたびに平成生まれの私はこう思う。今回は、そんな私が松田聖子の音楽を現代のアイドルとの比較も交えながら語って…

昭和、平成、令和からそれぞれ一曲ずつ好きな曲を紹介する。

【昭和】 卒業/斉藤由貴ああ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でももっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの 初めて聴いた時、このサビの歌詞にとんでもなく衝撃…

心臓のBPMが190になった話(インターン日記)

先日、インターンに参加したので、そこであったことや感じたことを話そうかと思います。先に断っておきますが、のんびりと就活をしている者なので参考になる話は何もできな…

今年よく聴いていた10曲を紹介する。

今年よく聴いていた10曲を紹介する。

渚のバルコニー/松田聖子徐々に下降していくAメロのメロディーとは対照的に段々と上昇していくサビのメロディーと情景のありありと浮かぶ歌詞が印象的な曲。また、彼女の歌声の魅力が最大限に引き出された曲でもある。「馬鹿ね」の部分と「ラベンダーの」の部分にはそれが如実に表れている。

本気でオンリーユー-Let's Get Married/竹内まりや転調に驚かされた曲。浅はかな見解かもしれないが、「結婚に至

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音楽を批判することについて

音楽を批判することについて

久しぶりにサカナクションの山口一郎氏がMCを務めていた番組「NFパンチ」を見返したら、改めていろんなことを感じたので語っていこうと思う。

批判が少ない「映画や漫画に比べると音楽は批評(特に批判)が少ない」という意見が動画内で何度か出ていた。私もこれには激しく同意する。

「脚本が良くない」、「作画が良くない」みたいな批判は何度か見かけたことがあるが、「メロディーが良くない」、「サウンドが良くない

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「昔の音楽は良かったけど、今の音楽は〜」について

「昔の音楽は良かったけど、今の音楽は〜」について

私はよく昔の音楽をYouTubeで聴くのだが、その度にコメント欄で「この時代の音楽は良かったのに、今の音楽は終わってる」、「こういう本当の音楽が今はない」などといった辛辣な意見を見かける。

「昔の音楽は良かった」

これは正しいと思う。しかし、

「今の音楽は終わってる」

これは間違っていると思う。

山下達郎氏の見解「最近、音楽の質が低くなった、昔の音楽は良かった、という人がいますが、それは

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好きなCMソングを語ってみた

好きなCMソングを語ってみた

エイリアンズ/キリンジまるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて 

「エイリアンズ」、「禁断の実」、「月の裏」といった比喩が受け手の解釈の幅を広げてくれる。この歌詞の続きに「キミが好きだよ エイリアン」とあるので、社会から隔てられた僕ら(エイリアンズ)の間にも壁がある(エイリアンと呼んでいるのはこの壁があるから)、だからあなたの本音や本性(月の裏)を知りたいと切望しているの

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コンプレックスの対処法

コンプレックスの対処法

いつも音楽についてばかり語っているので、たまには違うテーマを語ろうかなと思います。「あと1ヶ月ちょっとでクリスマスだな」と思い、このテーマについて語ろうと決めました。(コンプレックスについては察してくれると嬉しいです)

あくまで私なりの対処法なので、そこは注意していただけたらと思います。

自分と同じようなコンプレックスを抱えた人の動画や記事に触れる私はしばしば「こんなの自分だけだ、ああ孤独だ」

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衝撃を受けた歌詞

衝撃を受けた歌詞

渚にまつわるエトセトラ/PUFFYカニ 食べ 行こう はにかんで 行こう

自分の中にあったサビの概念が崩壊したのを覚えている。愛してるとか会いたいとか壮大なこと言わなくてもいいんだなと。でも愛しているに近い気持ちを伝えている歌詞なのかな、いまだにあまりよく分からない。

群青日和/東京事変突き刺す十二月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点

少しあなたを思い出す体感温度

初めて聴いた時、「ん?伊勢丹

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好きな映画音楽を語ってみた

好きな映画音楽を語ってみた

Moon River/Audrey Hepburnとんでもなく憂鬱な朝にこの曲を聴いて泣いたことがある。歌詞の意味はあまり分からなかったが、メロディーとあまり聴き馴染みのなかったコード進行に胸を打たれた。

この歌のバージョンもいいが、映画冒頭に流れるインストバージョンも個人的には好き。

That's Life/Frank Sinatra映画「JOKER」をきっかけに知った一曲。当時の録音技術や

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小学生の頃に好きだった音楽

小学生の頃に好きだった音楽

Smooth Criminal/Michael Jackson小学校低学年の頃、学校から帰宅したら母親が股間を押さえて叫んでる男を見て興奮していたので、かなり衝撃を受けたのを覚えている。当時は音楽以上に彼のダンスやファッションに意識が向かっていた。

Aメロの主旋律とベースラインがユニゾンしているところが好き。また、この曲含め彼の曲はスネアの音がとても独特だと思う。

オリジナルスマイル/SMAP

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大学受験と音楽

大学受験と音楽

日常/星野源受験日の朝にいつも聴いていた。だから、試験中にも頭の中で流れていた。

また、受験期だけでなく、受験勉強の時も私を支えてくれた一曲である。

「音楽で世界は変えられないと思っている。 <省略> でも、たった一人の人間は変えられるかもしれないと思う。たった一人の人間の心を支えられるかもしれないと思う。」

彼の著作「働く男」にこんな文章がある。本当にその通り。ありがとう。

ばらの花/く

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【新世代のユーミン】さとうもかの音楽を語ってみた

【新世代のユーミン】さとうもかの音楽を語ってみた

最近、関ジャムをはじめとするあらゆるメディアで話題のさとうもか。どうやら「新世代のユーミン」とも称されているらしい。

今回はそんな彼女の音楽を語っていく。

彼女のプロフィール等を知りたい方はぜひ下記のリンクから。

https://www.satomoka.com/profilehttps://www.satomoka.com/profile

メルヘンチックメロディー、サウンド、歌声、どれも

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音楽において歌詞は重要か

音楽において歌詞は重要か

賛否両論を呼ぶこの話題。私は重要だとも重要でないとも断言できない。つまり中立派である。

今回は、そんな私の個人的な見解を語っていく。

意味・内容△ 語感・リズム○「歌詞の意味や内容は重要か」と訊かれたらYESとは言い切れない。(NOとも言い切れない)なぜなら歌詞の意味や内容は分からなくてもメロディーや歌声にハマることがあるからだ。(特に洋楽)ただ、もちろん歌詞の意味や内容に深く共感することだっ

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日本から新しい音楽ジャンルが生まれていない理由

日本から新しい音楽ジャンルが生まれていない理由

戦後、ロックやファンク、ディスコなど、現代の音楽の基盤を担う様々な音楽ジャンルが海外の国々から誕生したが、日本からは特に何も生まれていない。(これはあくまで個人的見解)

今回は、その理由を独断と偏見だけで語っていく。

歌える音楽と踊れる音楽日本は「歌える音楽」を探求してきたのに対し、海外の国々(特に欧米)は「踊れる音楽」を探求してきた。もちろん100パーセントとは云わない。ただ日本のカラオケ文

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中森明菜の音楽を平成生まれが語ってみた

中森明菜の音楽を平成生まれが語ってみた

「出会いはスローモーション」

彼女と出会ったのは確かマツコデラックスの番組。音楽と歌声に一聴き惚れしたのを覚えている。松田聖子と同様、彼女の音楽もリアルタイムで体感してみたかったとつくづく思う。

今回は、そんな私が中森明菜の音楽を語っていく。

※もしよかったら松田聖子の音楽について語った前回の記事も読んでみてほしい。

神イントロサブスクの興隆によってイントロのない楽曲が多くなった昨今に比べ

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松田聖子の音楽を平成生まれが語ってみた

松田聖子の音楽を平成生まれが語ってみた

「リアルタイムで彼女の音楽を体感してみたかった」

聴くたびに平成生まれの私はこう思う。今回は、そんな私が松田聖子の音楽を現代のアイドルとの比較も交えながら語っていく。

シンガーソングライターによる作曲これは松田聖子に限らず、昭和アイドルにおける大きな特徴の一つである。シンガーソングライターとアイドルの化学反応はアイドルを進化させる。

ユーミン作曲による「赤いスイートピー」はその典型だろう。そ

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昭和、平成、令和からそれぞれ一曲ずつ好きな曲を紹介する。

昭和、平成、令和からそれぞれ一曲ずつ好きな曲を紹介する。

【昭和】 卒業/斉藤由貴ああ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう
でももっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの

初めて聴いた時、このサビの歌詞にとんでもなく衝撃を受けた。卒業ソングは数え切れないほど存在するが、こんな歌詞、他にあるだろうか。

「クラスメイトや先生との別れ」<「悲恋」という比較の描写があまりにも斬新でまたどこかリアリティーを覚える。

セーラーの薄いスカーフで 止まった時間を

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心臓のBPMが190になった話(インターン日記)

心臓のBPMが190になった話(インターン日記)

先日、インターンに参加したので、そこであったことや感じたことを話そうかと思います。先に断っておきますが、のんびりと就活をしている者なので参考になる話は何もできないと思います。お許しを。

参加した企業は某PR会社。インターンの参加者は約30名。企業説明が終わった後、5人ずつのグループに分かれて抽象的なお題に対するディスカッションが始まりました。これが地獄の幕開けでした。

心臓のBPMが190にな

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