「解剖学・極」 満を持してここに爆誕
解剖学の重要性とは?
解剖学は構造や形態を学ぶ学問であり、それらの知識は全ての医療分野の基盤となる学問です。基礎となる学問が故に、数多くの医療系学校では専門科目の初期に組まれていることが多い学問です。しかし、全ての医療系学校でカリキュラムにおける解剖学の比重は高いかといえば、学科の差はありますがそこまで高くないのが実情です。医療専門職を目指す人において、解剖学は他の科目を学ぶ上でも基盤となる重要な科目ですので、本来十分時間をかけて学ぶべきであると考えますが、実際そうではないのが現状なのです。大概の解剖学の教科書は情報量が多いため、「何を勉強したら良いのか分からない」、「分からないことが分からない」と悩む学生さんをこれまで多く見てきました。その結果、学習ポイントを絞れず、結局過去問で何とか凌ぐという学生さんは実際多いです。しかしその「点」の勉強法では試験を突破できたとしても、他の科目を勉強する上においても、将来医療従事者として将来働く際にも何の役にも立たないと考えます。
出版することになった経緯とは?
昨今の事情により、遠隔授業等のインターネットを介する授業が多く導入されている現状で、対面授業に比べ理解度を把握し難いことや、学生さんの学習意欲の差により個々の学習進捗にバラつきが生じる問題が指摘されています。いつ事情が変わるか予測できない現在、今後も遠隔授業のウエイトは多くなっていくことが予想されます。少しでも学生さんの間でバラつきをなくしたい、そして最短で必要十二分の知識が得られるような資料を提供しなければならないと考え、本来は将来の自分の為に準備してきた資料ですが、少しでもみなさんの役に立てれるよう今回noteを介して出版することを決めました。解剖学・極の内容は、系統解剖学に沿って骨学、筋学、神経学(脊髄神経系、自律神経系、脳神経系)、血管学、内蔵学、感覚器学、泌尿器学、生殖器学、発生学で構成する予定です。
どのような資料構成?
資料は、「講義スライド」と「解説文」、そして「問題演習」と「国家試験の過去問」から構成しています。
講義スライドはコアとなる基本的な情報を軸に、国家試験や定期試験に問われる内容を補足追記し、「できる限りシンプル」にそして「視覚的に見やすい」構成を心がけて作成しています。試験等に頻出の必須項目に関しては赤字で記載していますので、赤シートで隠しても勉強できるように配慮しています。
スライドの途中には学習到達点を確認する「重要ポイントのまとめ」を導入しており、その理解が学習目標の到達点となるように作成しております。
無理なく読み進め学習できるように、解説文は講義スタイル形式で執筆しています。さらに、その講義内容の全領域をカバーする「問題演習・極」を搭載しました。この問題演習を完全に解答できるレベルに達した際、その領域においては十二分な知識を習得していると考えられます。スライド最後には、おまけで関連する国家試験を組み込んでおり、ダイレクトに解剖学の知識を問われる看護師国試(2004年~)、作業・理学療法士国試(2006年~)、柔道整復師国試(2006年~)、はり師・きゅう師国試(2006年~)、あんまマッサージ指圧師国試(2009年~)の中から関連する内容の問題をほぼ全て抜粋しています。それぞれの国試に関連する方はもちろん、それ以外の方も勉強の到達度の確認で解いてみて下さい。重要ポイントのまとめをしっかりと学習し、問題演習・極を解答できるレベルであれば驚くほど簡単に解けますよ。
最後に
社会人になり、学生の時にもっと勉強しておけばよかったとよく聞きます。私が個人的に思うことは、経験値と知識というのは、社会の中で戦っていく上での大きな武器の1つと考えています。学生さんであれば、将来後悔しない為にも今後社会で戦っていくための知識を今のうちから鍛えて下さい。また、社会人になり今一度勉強したい!という方にも十二分な内容となっています。
分析に分析を重ねて作成した渾身の、他を圧倒する唯一無二の資料、「解剖学・極」、皆様の期待に応えられる様、今後も全力で執筆していきますので応援宜しくお願い致します。解剖学の勉強で路頭に迷っている方、他人より圧倒的な実力差を付けたい方、効率よく勉強したい方、もう一度勉強したいけど教科書をはじめから読むのはちょっと。。と考えている方、今ここに集結せよ!
最後まで読んで頂き有難うございました。
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