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複雑怪奇の行く末

主人公の生き方にシンパシーは感じない

むしろ、こんな人生、この世のどこにも存在しないであろうと

「シンプル」と言う点でのみこの映画は語られるべきであろう


日々、市井の人々が直面している困難や刹那が、平山の人生ように分かりやすく、ただただ少ない要素、エレメントで構成されているのであれば、今日の「幸せの定義」がかほどに複雑怪奇ではないのだろうと思う

そう、人の生なんてものは、元来もっとシンプルだったはず

生きるという事自体に意味は無いとしても、この夥しい不毛の螺旋は、一体何なのか?

誰もがまさか、もしや、の思考を繰り返しながら、日々訪れるtaskやtodoを前に右往左往している

答えなんて無いのかも知れない道のりを

歩くペースすら出鱈目のまま歩き続けている、今日も、明日も、明後日も、だ


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