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都内に単身赴任のサラリーマンです。休日はNetflixで映画を観て、感想文的なものを書…

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都内に単身赴任のサラリーマンです。休日はNetflixで映画を観て、感想文的なものを書いたりしています。散文も書きます。よろしくお願いします。

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誰かに理解されたい件

自分の事を理解してくれと言うのは、果たして我儘なのか 自分の、例えば価値観(人生、お金、音楽、性癖and more )に一番共鳴してくれる人が配偶者だったらそれはとても幸運な事 それが同性でも、或いは親友という形になる、まぁ昨今は同性の配偶者、という可能性もあるけど 不倫する人の心理 一番(価値観に)共鳴してくれるのは妻(夫)だけど、互いの器の"浅瀬"の部分、ライトな部分で繋がってるような錯覚に、浸る まぁ、浅瀬でも寝そべれば首まで浸かっちゃうるんだけど 結局は妻

    • ミッドナイトスワン

      草彅剛の演技、この役に関してはあの「演じてます」感をあえて前に出しているテイなのが良い まるで、自分がトランスジェンダーであることにいつまでも慣れていない、そんな雰囲気を醸す事に成功しているように思えた 誰もが「自分」というモノを演じ続けている、現代においては特に、「自分」を煙に巻く為のデバイスがこれほどに発達し蔓延っているので、その「人間の輪郭」がぼやけてしまう訳で だから、いつまで経っても自分自身に"しっくり行っていない"のは、主人公が何もトランスジェンダーだからだ

      • 複雑怪奇の行く末

        主人公の生き方にシンパシーは感じない むしろ、こんな人生、この世のどこにも存在しないであろうと 「シンプル」と言う点でのみこの映画は語られるべきであろう 日々、市井の人々が直面している困難や刹那が、平山の人生ように分かりやすく、ただただ少ない要素、エレメントで構成されているのであれば、今日の「幸せの定義」がかほどに複雑怪奇ではないのだろうと思う そう、人の生なんてものは、元来もっとシンプルだったはず 生きるという事自体に意味は無いとしても、この夥しい不毛の螺旋は、一

        • 不安と混沌

          人は自分が、その瞬間瞬間で正しいと思うことを言ったり行動したりする。敢えて間違っていると思いながら選択するのは、そこには「間違いたい」という明確な意図がある場合だけ。 その自分の中での「正しい」選択が、本当に正しいのかなんて、後から振り返って見なければ絶対に分からないんだけど、結果的にそれが正しくないと、批判に晒され、場合によっては「責任を取れ」と言われる事もある。 特に、例え判断する対象に対しての経験が無く、下すべき判断の妥当性を計る術が無かったとしても、「お前は担当だから

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        誰かに理解されたい件

          無価値

          自分の、存在意義を、せめて自分自身が認めなければ、この世で生きて行く価値は無い

          無価値

          わかるか泉?おれたちの仕事は本質的にはいつも手おくれなんだ。

          この言葉を、改めて考える 後藤さんが、どんな気持ちで、野明に言ったのか なにも警察の仕事だけじゃ無い サラリーマンの仕事だって、基本的に手遅れな事の方が多い トラブルを予見できたとして、それを防げるかどうかは、また別の話で 例え手遅れだとしても、真摯に対応し、何とかしてでも乗り越えていかなくてはならない 人生は大人になっても辛い

          わかるか泉?おれたちの仕事は本質的にはいつも手おくれなんだ。

          無事これ名馬

          人生の紆余曲折を考えるとき、最強なのは「毎日会社に出勤できる能力」を挙げたい 部下が使えないとか、言ってる場合じゃなくて とにかく、そこに人がいるだけでありがたいと言うようなメンタリティで物事に接していかないと、物理的にルーティンすら回らないような状況で 選り好みしている余裕なんて無い 現有戦力で、目の前の難題に如何にして挑んで行くのか、に終始する、要はいる奴でやっていく他ない訳で 今日も出勤してくれて、ありがとう

          無事これ名馬

          椿屋四重奏と中田裕二

          椿屋四重奏(Tsubakiya Quartet)は、日本の音楽バンドで、ジャズとロックを基盤にしながらも、ポップやクラシックな要素も取り入れた独自の音楽スタイルで知られています。バンドは4人組で、メンバーは以下の通りです: 椿屋哲平(Tsubakiya Teppei):ボーカルとギター 松原健之(Matsubara Takenobu):ベース 小出悠人(Koide Yuto):キーボード 椿屋純平(Tsubakiya Junpei):ドラム 椿屋四重奏は、メロディア

          椿屋四重奏と中田裕二

          Best of you

          Is someone getting the best The best, the best, the best of you? Has someone taken your faith? It’s real, the pain you feel You trust, you must confess Is someone getting the best The best, the best, the best of you? Oh, oh oh, oh oh 誰かが

          Best of you

          フジロックに弾丸ツアーで行ったら最高だった件

          デイヴ・グロール率いる「FOO FIGHTERS」がヘッドライナーを務めた7/29(土)に思いつきの弾丸ツアーで参加してきました 百聞は一見にしかず この言葉がこの日ほど身に沁みた日は、人生の中で記憶に無い とにかく、ヒット曲は全て演ってくれた Everlong Learn to fly All my life The Pritender Monky Wrench Breakout Big me My hero Rescued そして Best of

          フジロックに弾丸ツアーで行ったら最高だった件

          フーファイ、フジロック

          フジロックフェスティバル23に初めて参加します 「どこかにビューン」というJR東日本がやってるイベントに申込んだら、東京駅から長野駅までの往復チケットが格安で手に入った 最初は善光寺でも観てのんびりと長野観光を、とgoogle mapを眺めていたんだけど、 おや 長野から苗場って結構近いじゃん、ということは…… まじフジロック行けんじゃん!  と思いつき、ソッコーでイープラスのチケットをポチりました 長野駅から、一旦越後湯沢駅までレンタカーで行って、シャトルバス

          フーファイ、フジロック

          僕たちの人生がもしも

          未来に生を繋ぐだけのものだとしたら 日々の暮らしの中で起こる様々な出来事には、一体なんの意味があるのだろう 毎日、目の前の出来事に一喜一憂しながら、明日はもっと良い日にしよう等と思ったり 大切な人を亡くして、深い悲しみに沈んでしまったり 自分が行動したことや、それによって得られた結果や、後悔や逡巡、見聞きすること等、全てに僕らは「意味付け」をすることで「自分の人生を生きている」という感触を感じている でも、例えば神社にお詣りする時、手を合わせている時に頭の中で絶対に

          僕たちの人生がもしも

          誰かの為の人生

          電車に乗っていて、noteを読んでいたら、突然涙が流れて来た フォローしている方の、夫婦の話しだった 2人目のお子さんを亡くしてしまって、心が折れて沈んでいた時、上のお子さんから手紙をもらって…もうこのくだりだけで泣けてきます 単身赴任が長くなって来て、家族の在り方を改めて考えるようになりました 初めは「1人は自由でなんて気楽なんだー」と思って休みの日には1人であちこち出掛けていました でも、新しい暮らしに慣れてくるに従って、週末が来るのが少しずつ怖くなって来て

          誰かの為の人生

          ざんねんな人

          仕事をしていると出会う、「残念な人」 ともすれば、所属している会社が急成長している事を、「自分が凄い」と勘違いしている、痛い人 要望に対して、自分の会社の意に沿わない回答をしようものなら、まるで自分自身が経営者かのような言い草で 「なんで出来ないんですか、うちと付き合うならそれぐらいやってもらわないとダメですよ」 多分、舐められてたまるか!という変なプライドがもの凄く大きいんだろうなぁと、電話口で話しを聞きながら、苦笑い 可哀想だなぁ、と半ば同情の気持ちになる 自

          ざんねんな人

          白石一文「ほかならぬ人へ」

          久しぶりに本を読んで泣いた。どうしようもなく涙が溢れた。 所詮、他人を理解する事なんてできない。 そもそも、自分すら理解できていないのだから。 でも、誰かと繋がりたい。 身体の繋がりは、ともすれば刹那的な快楽を求める表面的な欲望を満たすだけだと人は言うが、果たしてそれ以外に何が必要なのだろうか。 それ以外に、人と人が分かりあえる術を僕は知らない。

          白石一文「ほかならぬ人へ」

          自分を愛すること

          ともすれば、自分のことを真っ向から否定されるような事が、毎日あって 他人からの心無い批判や、まるで相手を思い遣る事の無い人々からの罵声を受ける度に 「自分はなんてダメな人間なんだろう」 「あの時の自分の判断は間違えていた、きっとあの人なら間違わずに正しい判断を下しただろう」 というような、「自己否定」を繰り返しながら生きて来た 今日、とある有名人の訃報が流れた トランスジェンダーを公言していた彼(彼女)は、やはりマイノリティという、日本では居場所の少ない境遇の中で

          自分を愛すること