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毎年北穂高小屋の営業は11月3日の宿泊までと決まっている。昨年はコロナ禍の影響で営業期間が短縮されてしまい、稜線が白くなる前に小屋が閉まってしまった。今年は10月中旬に降った雪が稜線では根雪となりそうなくらいで、満を持して小屋閉めに合わせて北穂高を目指した。 雪が降ると涸沢から北穂へは夏に使う南稜ではなく「春道」と呼ばれる北穂高沢のルートを登る。涸沢から北穂を見上げると南稜と東稜に挟まれた大きな急勾配のルンゼが見える。これが北穂高沢だ。無積雪期はガレ場で落石も多く危険。バリ
NIKONのZマウント用のマクロレンズがついに発売された。今回はそのうちの一本、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8を使って、マクロレンズの世界を楽しんでみよう。 <最短撮影距離とワーキングディスタンス> レンズにはそれぞれ被写体に最も近づける距離があり、それ以上近づくとピントが合わなくなる。これを最短撮影距離と言っている。例えば、ニコンのZマウント用の標準レンズであるNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sの最短撮影距離は「撮像面から0.4m」である。(撮像面と
Peak2peak写真山岳ガイド事務所では、山岳撮影に適したルートにお客様をご案内しています。現在、新型コロナウィルスの影響でガイド山行を全て取り止めていますが、過去に撮影した写真とルート紹介で皆様にも机上の登山を楽しんでいただければと思います。 <残雪の奥穂高北穂高岳> 第2回目はGWの穂高岳です。4月末から5月初旬は、里では初夏の陽気ですが、標高2500メートルを超える北アルプスの山々は、まだまだ冬の景色です。標高3000mの雪の世界にご案内します。 (上:2019年