20241021

今朝さびちゃんの散歩中に、昨日ハイイロセダカモクメに出会えなかったことが悔やまれると夫にこぼしたら、今から行こうよ。と言ってくれたのでさびちゃんがうんちをしたのを確認してから急いでいなべ市へ向かった。（さびちゃんは最近野糞派）車で約一時間走って藤原岳の麓につくと、まず夫に「私より先に歩かないで。そしてヨモギをみないこと」と念を押した。積年の夢の叶い方として、夫が見つけたハイイロセダカモクメを教えてもらうという状況だけは避けたかった。まず最初に見つけたのは自分史上一番巨大なヨモギエダシャクで60mm以上あった。ヨモギは山道の始まりから生えていて、目を見開いてしゃがんで一本一本確認しながら進んだ。そしていよいよ発見したのだ。ヨモギの花の中に、ハイイロセダカモクメがくっきりと浮かんで見えた。体に散りばめられた色の美しさ！特に側面の薄桃色は、ほお紅をさしたようで、なんとも可愛らしい。カメラを構えると、手が震えていた。シャッターを切りすぎてカメラのバッテリーが切れてしまった。
帰宅して福ちゃんに目薬を差しに部屋に入ると、ちゃんとネコトイレにうんちとおしっこがしてあった。少しずつ元気になってきているみたい。
福ちゃんのことやさびちゃんのこと、ハイイロセダカモクメのことなど大波小波に揺られ、舵取りが大変なこの頃だ。