日が暮れて 街に帳が降りるころ また明日…ねと 雲が微笑む
雲がいく 風の流れに身を任せ 気持ち良さげに〝どーだ〟と言った
パリコレの ドレス纏ったかのように 美しいキミ奇跡の出逢い
空が青 ただそれだけでこんなにも 心が晴れるヒヨコなわたし
iPhoneを覗いて気付く そーいえば昨日の夜も カレー食べたと
スパイスを たまに身体にぶち込んで 細胞全て強制始動
さよならの あとで知るのが倖わせの ほんとの意味と時の儚さ
夕空に ドンと目に入る赤と白 楳図さん色切なく耀う
時が過ぎ 全てが風と散りゆけど 繋いだ心離ることなき
ねえ聞いて あのさそれでさ…息つくと それさ私が話したことよ
ねぇあなた 後光携えどこ行くの? 弱った地球護ってちょうだい
口紅を 躊躇った日になんてこと バッタリ出会す 懐かしい人
いつの日か あなたが座ったかもしれぬ シートにうもれ過ぎし日想う
日本の 伝統工芸施して より美しく蘇るとき
キラキラと 雨が置いていく贈り物 雫の中に夢を描こう
その昔 ここに生きてた人々を 感慨深く想いを馳せる