いつの日か あなたが座ったかもしれぬ シートにうもれ過ぎし日想う
日本の 伝統工芸施して より美しく蘇るとき
キラキラと 雨が置いていく贈り物 雫の中に夢を描こう
その昔 ここに生きてた人々を 感慨深く想いを馳せる
人生の彩りだったと微笑んで 思い出置いて飛び立ったキミ
落ちた実の すぐ隣にはすくすくと 新芽が光る秋の陽浴びて
留守中に友が届ける旬の柿 収まり過ぎててクスッと笑う
草抜いてシーツ洗って布団干す 秋晴れの日は家事もご機嫌
鰹節が 見事に踊るフワフワと 思わずお箸でリズム取っちゃう
あれこれと 悩んでみても時の無駄 きっと辿り着くほど良いところ
ただそこに 居るだけでもう充分な そんなあなたが羨ましいな
青い砂 落ち切るまではこのままに ハグしたまんまゆらゆらと
なぜかしら 餃子の餡を包む時 選曲するのテレサ・テン一択
私にも かけて欲しいよ金の粉 飛んでみたいな大空高く
陽を受けて 羽を休める秋アカネ 飛び立つ前に振り向き会釈
星のように 空からキミが降ってきた 夢じゃないこと願ってたのに