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料理も掃除もアレンジの時代
木目板をマウスパッドに使っている、という話を前回しました。
生活における様々な工夫、知恵は以前からありました。
「ミカンの皮が掃除に使える」というのは、以前、年配の方から職場で聞きました。
クエン酸、リモネン、ペクチンなどの成分に除菌、消臭、洗浄効果などがあるそうです。
このような昔からの知恵もさることながら、製品を本来の用途以外に使うことが以前よりも多くなった気がします。
特に料理と掃除の分野でこの傾向が著しいです。
□キッチンハイターを風呂掃除に使う
□めんつゆを温泉卵のタレに使う(美味しいです!)
□味付け卵もめんつゆに浸しておくと作れます
□スーパーカップ(明治)アイスをケーキの素として使う
□片栗粉を掃除に使う(カビキラーと混ぜてお団子状態にすると、壁や天井など液体を固定できない部分に塗ってカビを落とせる)
□炊飯器でカレーライスや肉じゃがを作る(実際にやってみましたが、ジャガイモやニンジンが芯まで柔らかくなっていました)
□餃子の皮をラザニアやピザ生地の代わりに
特にカップヌードル(日清)は凄いです。正当にラーメンとして食べるだけでなく、餃子やチャーハン、ホットサンドまで作れます。
なんと、日清さんがそのレシピを公開しているんです!
「カップヌードル」のレシピ「カップヌードル」ブランドの商品を使ったアレンジレシピを紹介しています。
固定観念が取り払われる時代です。
「ヌードル」だからといって、麺として食べる必要はありません。
カップヌードルからポテサラをつくるレシピなんて驚きです。
本家本元の麺を砕いてポテサラに入れるんです!
唐揚げレシピもそうです。カップヌードルの麺を唐揚げの衣にします!
こうなると、ヌードルとして売っているのではなく、「食材のひとつ」ということになります。
消費者側からみても、この方が飽きがこないし、料理と工夫を楽しめます。
そして「一般家庭では出せない味」「入手できな食材」をある程度、でき上った状態で得ることができます。
たとえば、「ピザを自分でつくりたい、しかしピザの生地をいちからつくるのはハードルが高い」という人(私のような者)には、餃子の皮で代用できるという知識はありがたいです。
めんつゆは、みりんや醤油などが丁度よい割合で入っているので、「麺」以外のタレとして使っています。
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レンチンして麺つゆをかけただけの温泉卵
味はgoodです!
企業側としても、ひとつの用途、同じやり方で販売するのではなく、このようにアレンジするレシピを公開することが、さらなる販売促進になります。
これは「捨てるの勿体ない」と思うものの活用にもつながります。
使い終わったトマト缶に水を入れ、スープの足しにする、という工夫も聞いたことがあります。
トマト缶を洗う水の節約にもなるし、一石二鳥です。
公共料金の値上がりも著しい今日、消費者にも企業にも柔軟な発想が必要な時代になっています。
Utilities prices are rising notably today, and both consumers and companies need to think flexibly.