any of them/all of them
ある講義にて、教官vs学生のバトルが勃発しました。
原因は以下の中間レポート課題。
A. 作品を読んでみよう
まずは授業に関係するエッセイ・作品をどれか複数読んでみよう
(明治期~昭和期の作品を選ぶこと)
B. 考えてみよう
記入欄には、まず自分の読んだ本の著者・タイトルを書いてから、以下のことに「1600字以上」で答えましょう
文章中の描写は、現代の同じ状況と比べて異なるところ・似ているところはありますか?それはどんな点ですか?
さて。あなたなら、どう書きますか?
今回問題となったのは内容ではなく、「何冊の本について書くか」
教官の主張:「どれか複数」と私が言ったのだから、複数の感想を書くべき。複数書いていない学生の点数は大幅減点する。
この、最後の一文が嵐を呼びました。そりゃあ、誰だって大幅減点なんかされたくないですよね。
学生の主張:著者・タイトルを「すべて」書いて、としていないのだから、一冊でもいいはずだ。また、各々1600字、とか、全部で1600字、と書いていないので、複数の本を選択しなければならないのなら、字数指定が曖昧であり、課題の指示としては不備がある。
私も「一冊だけ」と思い込み提出してしまったので、この学生に同調したいところです。しかし教官は折れない。
「授業の評価基準を決めるのは私です。(中略)今回の件で、文章の指示を正確に実行するという意識が身に着いたのではないでしょうか」
……この先生、いつも最後の1行が余計な気がします。
学生を鍛えてあげているつもり、なんでしょうか。
評価と引き換えにするほどのものなのか、という点で、さすがに納得できない気がします。
なお、これが前に書いた「教養科目の抽選に落ちて、二次募集でひっかかった」科目です。
第一回の授業で「私の授業は、半分くらいが不可になります(どやぁ)」と言われた時点で嫌な予感はしてたのですが、まさか本当に鬼単(単位を取りづらい授業)だとは。
つまり、厳しい→クチコミで「やめとけ」と言われる→応募者少ない→定員充足しない→二次募集
ちょっと考えたらわかることですが、気づかなかった!
ちなみに、この先生もレポートの点数は非公開です。
ブラックボックス化しているのに「大幅減点」です。結果0点になったりした日には私も評価F(不可)の仲間入りですが、それが分かるのは9月の成績発表日。なんて心臓に悪い授業。私も謹んで、同期や先輩(教養科目なのでどこの学科の何年生でも取れる)に警告しておきますか……