「二つの祖国」 山崎豊子著
時期的に今回も戦争に絡んだものを。
「二つの祖国」 山崎豊子著
戦争は家族の絆も、人の心も引き裂く。
主人公は日系アメリカ人。
アメリカでは日本人だからと、
収容所へ入れられ、
日本からは敵と見なされ…。
戦場でも兄弟が、
日本とアメリカ、敵味方に分かれて
戦う哀しみ、虚しさ。
最後、東京裁判に通訳として
深く関わるにつれての
裁きに対する苦悩。
そこに、妻とは別に、
真に愛する女性を見つけてしまった
苦悩も絡み、
主人公の心は混乱を極める。
興味持った人はぜひ、読んでみて♪
長いけど、ぐいぐい引き込まれて
読めてしまいます。
これも20年くらい前に読んだけど、
意外と覚えてるものですね。
読んでくださり、ありがとうございます。
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