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引きこもりから医学部に入った話2

初めまして、もしくは前回のお話も読んでくださった方はこんにちは でいいのかな?

さて、前回は私が小学校に行けなくなったきっかけをお話しましたが、今回も小学生の頃の話が続きます。

ある日、普段はもう不登校になっていたけれど好きな科目がある日は学校に通っていた私は、学校に行けなくなった原因である意地悪な女の子(Kちゃん)に階段から突き落とされました。幸い4,5段ほどだったので軽く足を捻挫しただけでしたが、次の日に学校に行くと担任に呼び出され、なぜKちゃんを階段から突き落としたのかと怒られました。私がされたと訴えても、Kちゃんのお母さんも娘が落とされたと言っているんだからと言われ信じてもらえず、私の親にまで連絡が行きました。そこで親にも学校を休みがちであることがバレて、最初は友達を階段から落としたと怒られたのですが、私がされた側であることをなんとか信じてもらえました。

今思えばこうしていればよかったのかなと思うことがあります。私の母は子供の揉め事に親が口を出すのを良しとしない人だったので話を聞いた母が学校やKちゃんの親に連絡することはなかったのですが、ちゃんとそこで話をしてもらっていればよかったのかなと。もう1つは、母に学校での全てを話してもよかったのかもしれません。Kちゃんのお母さんが私の有る事無い事をクラスメイトの家に触れ回っていたせいで、今まで仲が良かった友達の何人かが親に私と関わるなと言われ距離を置かれはじめ辛かったのですが、母親に心配をかけたくないのと、今まではクラスの中心にいた自分のちっぽけなプライドて言えませんでした。今まで仲の良かった男の子たちにもいじめられて、給食の中に雑巾の絞った水を入れられたこともありました。でも、担任に相談しても「まああなたはKちゃんのことをいじめていたからね」と言われただけでした。

ああ、このままじゃ中学に入っても私は学校にいけないままだと思いました。私が通っていた小学校は、中学受験をする子以外はほぼ100%同じ公立中学校に進学するシステムでした。私は友達に誘われて軽い気持ちで中学受験の塾に入っていたのですが、この頃から受験勉強に真剣に取り組むようになりました。全てはKちゃんと、いじめてくる男子と同じ中学に入学しなくてすむためです。


今回はここで終わります。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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