自分と息子の就職を比べてみる
今、まさに就活真っ最中の息子福山です。
現在進行形の企業様の本社が地方でして、息子福山が地方勤務になるかもしれない瀬戸際です。
東京が通勤圏内の土地に住んでいたつもりなのですが、意外な展開となりました。
アジフライは、服飾の専門学校へ通うのに、1時間半かけて通っておりました。
生まれ育った土地は、すごい便利な街でした。
海の近い影響で、温暖で過ごしやすい土地です。
実家から10分も歩けば、百貨店のある商店街にも行けました。
しいて言えば、若い子たちのお店が少なかったかもしれません。
就活の時に、地元を離れたくない気持ちが大きかったのです。
もし、東京で働くとなると、1時間半の通勤時間は、きつい。
そうなると、東京で一人暮らしなんて事になったら、親が許してくれないだろうという、思いも強かったです。
でも、ファッション業界の企業は、地元にはありません。
地元では、販売員がせいぜいです。
アルバイトでは、販売員はしましたけれど、就職では、内勤がしたかったのです。
好きだったブランドの販売員さんの話を聞いたら、社割はあるけれど、自分のお店の商品を買って、着なければいけなくて。
そしたら、お給料が、そのブランドを揃えるだけでなくなってしまう。
販売員になるという事は、そのブランドしか着れなくなる。
そんなの嫌だと思いました。
そんな訳で、就活で、妥協しちゃったんですね。
夢をあきらめたんです。
その思いがあるから、息子福山の就職先は、自由であってもらいたいんです。
就職したら、仕事の事だけを考える時間を与えたいんです。
家にいると、息子福山に負担をかけてしまうし、旦那も用事をいいつけるし、なかなか仕事に集中できないような気がしてます。
先日、旦那が帰ってきた時に、息子福山が地方勤務になるかもしれないという話をしたら、それは息子福山が選ぶ問題で、そんな話を母親にするのが珍しいと言われてしまいました。
もう還暦です。
遅い子でした。
だから、親の事は気にせずに、自分の将来を決めてもらいたいんです。
そりゃ、地方勤務になって、会えなくなるのは、寂しくなりますが、
将来ある身なのですから、
就活のその後が気になるところですが、仕事をしたり、動画編集をしたりと、気を紛らせています。
これからだって、その生活様式は、変わらないはずだから。
もし、息子福山が、地方勤務になっても、その土地を訪れる体力は無いでしょうね。
だんなと二人か。
想像できない世界観。