見出し画像

EAPの現状を知るために応募した心理学の院生インターンにインタビュー!産業分野のメンタルヘルスに対するギャップや想いを語ってもらいました。

こんにちは。ピースマインド 経営企画部 インターンリーダーの青木です。

ピースマインドでは現在「はたらくをよくする®」を一緒に実現してくれるインターン生を募集中です。前回の中尾さんと熊野さんの記事では、心理学以外を専攻している方の活動内容についてご紹介しましたが、インターンチームでは心理学を専門とする学生もはたらいています。

そこで今回は、大学院で臨床心理学を学ぶ平中さんにインタビュー。ピースマインドのインターンが、自身の考えや進路にどのような影響を与えているかについて語ってもらいました。心理師としての就職や、EAPなどの産業分野のメンタルヘルスサービスに関心がある方は、ぜひ読んでみてください。

\ピースマインド経営企画部インターンチームの概要は、以下のポートフォリオをぜひご確認ください/

臨床心理学の知識や産業分野への関心を活かし業務を担当

– 大学院に通っていると、実習や研究などで忙しいと思いますが、勤務スケジュールはどのように調整していますか?

授業期間の現在は、週に1回、8時間稼働しています。授業がない長期休みの期間は、勤務を週3回に増やしています。

– 勤務日数を変えることで学業とインターンを両立しているんですね!どのような業務を担当することが多いですか?

記事執筆と、企業やサービス内容のリサーチをメインで担当しています。リサーチでは、ストレスチェックやEAPサービスの他社比較を行ったり、どのような方がサービスを必要としているかなども調べています。記事執筆では、外部サイトに掲載する、メンタルヘルスについてのコラムを作成しています。全体的に、臨床心理学の知識や産業心理学の関心を活かした業務を任せて頂けることが多いです。

仕事を通し、EAPの普及率の低さを目の当たりにし、メンタルヘルス支援の必要性を痛感。

– ピースマインドのインターンに応募した理由は、やはり産業分野のメンタルヘルスに興味があったからですか?

そうですね。EAPの現状を知りたいと思ったことがきっかけです。元々、産業領域の心理職に興味があり、将来はたらいてみたいと思っていました。しかし、大学の先生からは「心理師は就職口が少なく、あったとしても非正規雇用になる」「心理師という職には知名度がない」と学部生時代から言われていたり、産業領域ではたらく心理師が少ないことで、進路に不安があったことも事実です。一度、実際に現状を見てみたいと考えていたときに、ピースマインドの存在を知り、応募を決めました。インターンでどのような業務に携わることができるか、どのような体験ができるのかを調べ進めていくと、同じ大学の先輩が経営企画部でインターンをしていたことを知り、両立できることも確信できました。

– EAPサービスを提供している企業でインターンを募集しているところは、珍しいですよね。実際にはたらいてみて、EAPの現場についてギャップはありましたか?

心理師の方とお話しさせてもらう中で、現場ではたらくイメージがつきました。現場ではたらく心理師は1対1のカウンセリングが基本で、必要に応じて心理教育や研修などを行うイメージがありました。しかしピースマインドには、対組織に特化したチームがあることを知り、「そういうはたらきかたも出来るんだ」と新たな視点を得られました。

– 社員の方から仕事内容についてお話しを聞く機会があったんですね。

社内のコミュニケーションを活性化するための施策として、社員の方へのインタビュー記事を作成する機会を頂いたんです。私は、組織ソリューション部という、公認心理師や臨床心理士などの資格を持ちながら、パルスサーベイの設計やストレスチェック結果の分析、職場改善施策の提案などを担当しているチームの方にお話を伺いました。お話を聞く中で、私がこれから挑戦してみたい仕事について具体的なイメージを持つことができたので、貴重な機会を得られたと思っています。

– 現場ではたらく心理師の方と関われるのは、ピースマインドのインターンならではですね。EAPの現場について、他に思うことはありましたか?

EAP自体の普及率の低さは、想像以上でした。しかし、健康経営を推進している企業の増加と、それに伴うメンタルヘルス支援の必要性を強く感じました。これも、ピースマインドに入っていなかったら知ることが出来なかった事実だと思います。

経営企画部で学ぶことの意義

– ピースマインドでは、臨床心理学を専攻する学生の実習先として、コンサルティング部でのインターンもありますが、経営企画部だからこそ得られるものはありますか?

言葉遣いを学べる点は、非常に大きいと思います。心理学を専攻していると、自分たちが使用する専門用語を、誰もが知っていると考えて話しがちです。例えば、コーピングやストレッサーなど、当たり前のように使っています。しかし、誰にでも伝わりやすい言葉ではありません。業務中の例を挙げると、記事執筆や報告に対するフィードバックで「この専門用語は、もっとかみ砕いた方が分かりやすいよ」とご指摘頂き、はじめて気づくことがあるんです。「誰にでも分かりやすく伝えるには、どのように言い換えると良いか」という思考の整理は、経営企画部で記事執筆や報告の機会があるからこそ学べる点ですね

– 確かに、ピースマインドは相手に目線を合わせて伝えることを大切にしていますよね。業務を進めるうえで、平中さん自身が大切にしていることは何ですか?

自分の成果を到達点に合わせることです。例えば、リサーチ業務を依頼された際は、最初の段階から、何をターゲットにしていて、最終的にどこに着地すれば良いかを確認し、きちんと成果を出すことを意識しています。専攻や会社を問わず、チームではたらく上で大切にしています。

心理師として活躍するための視野を広げられるインターン

– 最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします!

心理職を目指したい方の悩みには、「就職先がない」「心理師の資格を取っても食べていけない」などと言われた経験が大きく関係していると思います。一方、心理学はやはり面白く、挑戦したいことと出来ないことのギャップに苦しんだ経験も、あるのではないでしょうか。

しかし、私はピースマインドでインターンをしたことで、心理師のはたらき方に新しい視点を持つことができました。例えば組織ソリューション部という対組織に特化した新しい部署があることを知り、「自分がやりたい仕事を『ないから諦める』のではなく、『ないからつくる』ができるんだ」と実感できました。

ピースマインドのインターンは、心理職の方とはたらくことで色んな事を学び、視野を広げることが出来るものだと思います。

本記事を読んで、ピースマインインターンに少しでも興味が湧いた方は、
以下の記事からぜひ応募してみてください。

いいなと思ったら応援しよう!