台湾🇹🇼旅遊日記2024③ 台湾と日本を繋ぐ文化創造空間「東京散步×好物好人vol.2』@台中
「東京散步×好物好人』とは
「散歩の達人」の奥谷道草さんと裕子さんご夫妻が、
東京〜台湾を散歩しながら出会った「好物」と「好人」を
紹介し合いながら日本と台湾の架け橋となる企画。
日本では台湾の好物と好人を
台湾では日本の好物と好人を紹介する。
散歩は様々な出会いの連続。
ピン!と立った好奇心のアンテナと
常にイマココにココロを開きながら歩くということであり、
一つの素晴らしきスキルであり、まさに達人とはよく言ったもの。
奥谷夫妻と台湾との出会いは10年余り前。
田舎の実家に帰るように台湾に通い続け、コロナ前にはムック本も出版。
食べ物からアートまで、達人ならではの感性豊かな情報が凝縮する。
コロナ禍で無くなってしまった店や、その後の物価高で
値段は上がってしまったものもあるけれど、
台湾に行く際には是非手に取ってほしい一冊。
台中ZASSO 草也でのオープニング
ZASSOは台中美術館から程近くにある『土庫里』地区にあり、
かつては米軍のアメリカハウスや古い小さな集合住宅が並ぶ街。
昔から『向こう3軒両隣』の付き合いが根付く街。
オーナーの碧瑚(ビーサン)さん、そして主催の奥谷ご夫妻の
幅広いご縁と巻き込み力のおかげ様で盛況で
ありがたいオープニングになった✨
奥谷夫妻の北京語によるご挨拶に始まり、一人一人のアーティストの紹介とそれぞれの作品の意図やメッセージを伝える機会を頂いた。
私は今回『根』の象形(艮+木)をモチーフにした作品。
タイトルは
『Calling〜根っこからの呼び声〜』
私たちはどこからきてどこへゆくのか、と問いかける『根っこ』。
大木の根っこの塊が放つエネルギーを感じて生まれた作品。
淡墨を重ねる時間は人生を重ねる時間であり、
結果は出来上がらないとわからない、そんな作品。
大きな作品を描く時にしか出ない線を切り取って作った小品群は
『Pieces of Life』と名付けた。イノチのカケラ。
これは没になった作品の一部でもある。
陽の目を見ないイノチたちに光を当ててみれば、そこに龍が顕れた。
お名前を古代文字アートでお書きします。
滞在中に二日間続けて、ご希望の方にお名前にある文字を
古代文字アートをハガキに即興書きするデモンストレーションを行った。
台湾は漢字の国なので、
皆さんのお名前にはその漢字の意味を持つけれど、
それを甲骨文字まで遡り、その漢字の成り立ちを知ると、
何かその人の本質に触れるようなことがあり、
新しい自分に出会うような感覚になる方も多い。
私は、お話しをする中で感じるその人の
エネルギーを感じながら作品を書く。
私自身、その人のエネルギーを受け取りながら
生まれる線が新鮮で楽しく書けた。
なんでも同じ。
繋がりを感じられた時に生まれてくるものがある。
美術を学ぶ高校生の女の子3人組がやってきて、
彼女たちには自分で書いていただきました
実は、すでに書の達人と、後で知り、冷や汗かいたけど
すごく楽しかった!解放された!癒される感じがあった💖と感想を聞き、
心底良かったなあと思った。
また、展示作品への関心を持って質問をしてくれたりして
嬉しい出会でした。
今回一緒に作品を展示している方々やスタッフの皆さんの文字も
書かせていただき、作品を通して、それぞれの皆さんと繋がる喜びも
味わいました。
かくして、台中での時間は
Happy Endingへ。
一人では決して味わうことができない場と経験に満たされ
抱えきれない感謝と共に、ここからは台湾西側の旅🇹🇼へ。
多謝・台中✨✨
よろしければサポートをお願いいたします。ピースメイキングな実験をこれからも持続していくために、皆様のサポートを励みにさせていただきます!