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✨✨Findhorn Sharing✨✨フィンドホーンの奇跡はいつもここに。

2023.1.14. 土曜日の午前と午後、そしてオンラインとで開催したお話会が温かなフィンドホーンの波紋が広がる中、終了しました。

現在はフィンドホーンの、エコビレッジサイトの中に暮らし、財団が管理するガーデンのお世話を日々している木綿子さんのこの数年間の経験と深い気づきを、撮り溜めた写真と共にお話ししてくださいました。

在り方が大きく変わりつつあるフィンドホーンコミュニティと財団。その中で、揺さぶられることもこれでもかというくらいに押し寄せ、その波が来るたびに彼女自身、そしてコミュニティの人々や全体が一つ一つを丁寧にみつめながら歩んできたプロセスを、しっかりとした声と言葉で伝えてくれました。

2022.11に変えられた入口の看板
フィンドホーン財団はコミュニティの
一部として表現されている

フィンドホーンの人々が、日々の暮らしや生きといる時間の中に根ざしたスピリチュリティを育む一方で、人類全体、そしてガイア全体に意識を広げていることで、彼の地で起きていることは、私たちの身近なところでも起きているといつも思います。逆も然りで、ここで起きていることは彼の地でも起きています。

遠く離れた楽園のお話ではなく、木綿子さんから伝わる体験と洞察は、私自身の日常とも重なりました。

2021年の4月、火災で焼け落ちたサンクチュアリの灰の中から彼女が見つけた、アイリーンさんの本の一片により届けられたメッセージに、見えない計らいが働いていることを信頼することを教えられました。

Photo by Yuko Sato


『古いものを手放しなさい。いつまでもそこに栄養を与えず、代わりに全く新しものに変換させるのです。

新たなものを恐れず、喜びと共に受け入れていきなさい。そこには、顕現するべきものが待っています。

古くなったじゃがいものように、いつかはそれが、溶けて新たな芽を出していくのです。』

自分の中で何かが弾け、動き出すような感覚がやってきました。

そう、これがフィンドホーンの奇跡なんだと。

フィンドホーンは『場所』でもあるけれど、その本質は『心の在り方』でもある。

だからいつも、あなた自身がフィンドホーンなのよ、とアイリーンさんや彼の地の人たちが言うのだと改めて腑に落ちました。

人前で日本語でお話しするのは初めてという木綿子さんでしたが、日々、感じていることを言葉にしているだけに、とても説得力のあるどっしりとしたお話をしてくださいました。

フィンドホーンも、世界全体も、そして私たちの日常もずっと変化し続けていくことでしょう。

そのリアリティを自然界はいつも私たちに示してくれています。

火災の後、更地となった土地からかつてそこに建っていたコミュニティセンターの柱に巻き付いていたバラが新たな芽を出し、花を咲かせていく。次々とかつてそこにあった草花たちや、新たな種は鳥たちによって蒔かれ、成長していく。木綿子さんはそんな植物たちから

Photo by Yuko Sato

『私たちはこうして再生していきます。人間たちはどうするの?』

という問いかけを投げかけられたように感じ、少しずつ自分の意欲のスイッチが押されていったと。

時には、空にフェニックスのような雲が現れる。そして、普段は上向きに咲かないフォックスグローブの花が次々と咲かせるといった形で、数々の自然界からの呼びかけがやってきては、何か人間たちに語りかけてくるのをうけとめながら一つ一つを丁寧にガーデンのチーム仲間とコミュニティの方々と作り上げてきました。

フォックスグローブの花 
このトップの花が咲くことは稀なことだという。
photo by Yuko Sato

変化を受け入れて、いのちの本質を最も適した形で表現しながら、一歩先に歩き出していくために、さて、何から始めるかー。私への呼びかけでもあります。

次の人へ、このフィンドホーンの奇跡のバトンを渡していくまで木綿子さんのラブインアクションは続いてゆくのでしょう。

2023年1月現在、フィンドホーン財団では、かつて運営されていた月間や年単位でのプログラムは行われていない代わりに、長期滞在のボランティアという形では海外からも受け入れているそうだ。初めて訪れる人たちのために用意されていた『体験週間』は日数が五日間となり、凝縮した形で提供されています。

フィンドホーンの現在のウェブサイトは
こちらへ


Photo by Yuko Sato


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