おすすめ!『女性たちが見ている10年後の消費社会』女性は色んなことを考えてるぞと発見に満ちた本。
はじめて、ちゃんとnoteに投稿します。
40代以上の女性を対象としたキャリアカウンセリングを行っている
きのうち なおこと申します。
2022年もマイペースに新しいことにチャレンジしていこう!
そうだ!noteを書こうと思ってたんだ。
そんなノリです。
さて本題。
昨年、読んだこの本↓
とっても勉強になりました~
副題が「市場の8割を左右する『女性視点マーケティング』」となっています。
まずは「女性視点マーケティング」とは?
「女性向け商品」(に限定した)マーケティングではなくて、従来の男性視点に「女性視点を加えた」マーケティングです。
と言われてもピンと来ないかも💦
そこで、「女性視点マーケティング」の実践例として、トヨタ自動車の「カローラ」が挙げられています。
車を購入する男性の75%に、妻の意見が大きく関与しているというデータから、「女性視点で」従来のマーケティングプロセスをすべて見直したそうです。
たとえば、商品を説明する際にも、男性視点ではスペックの数値で商品を訴求しますが(例:最小回転半径4.6メートル)、
女性視点では活用シーンがイメージできるように(例:切り返しなしでUターンできます)言い換えた。
その他、店内のテーブルなど快適性の見直し、分煙の工夫、トイレのパウダールーム化、授乳室の設置など、どんどん改善したそうです。
つまり、女性視点マーケティングは従来のマーケティングを疑うものです。
そして、わたしが面白いなと思ったのは、「女性消費者は、世帯消費の8割を決めている」!
つまり、女性=圧倒的消費リーダーということ!
たしかに、女性は家族の生活全般に目を配りながらモノの購入を決定していますよね。
言われてみれば、わたしも夫のモノにまで口出ししているわと思い当たりました💦(夫の口出しは許さないのにね)
そして、「女性が見ている消費社会」として3つのポイントが紹介されています。
①女性は、モノを見ながら常に家族や子ども、関係する人々の使用場面を想像する
→わかる~!女性の皆さん、共感の嵐では?
デパートとか歩いていても、自分のモノだけを探しているわけでないですよね。むしろ自分以外の家族や友達、会社関係とか色んな人の顔が頭に浮かんでいますよね。
②女性は、選択責任者として、家族に、子どもに、社会によいモノかを選定する
→これも共感。特に最近は「サスティナブル」「環境」などのキーワードや「作り手のストーリー」も気になりますよね。
③女性は、購入時に「モノ+人に優しい状態=商品価値」となる感覚が強い
→これも分かります~。どうせ買うなら、「人に優しい」モノを選びたい。今までなかった「便利さ」なんかも、女性は「優しい」と捉える気がします。
いかがでしょう?
女性=圧倒的消費リーダーという事実からも、「女性視点マーケティング」の重要性は伝わりましたかね。
そして、この本のタイトルは「女性たちが見ている10年後の消費社会」!
つまり、女性たちは時代の先を見ているという指摘です。
キャリア的観点から言うと、
・こうした「女性視点マーケティング」を実践する企業で働いているか/今後働けるか?
・自分で起業されている方は/企業のなかで働く方も「女性視点マーケティング」をいかに実践するか?
が大事なポイントになるかもしれません。
私自身も「女性視点」をもっと取り入れたい!
色んな方と「共に」、自分の仕事をブラッシュアップしていきたい!
そんな強い意欲が出てきました☆
ご興味あれば、ぜひこの本を読んでみてくださいね!
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