【52歳から自分らしく生きるために】アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(7日目:広島~姫路)
アラフィフ責任世代の皆さん、こんにちは。
ここ3日ほどは、会社で辛い時にはどうしようか。という感じの話をしてきました。
今日は週末ということで、ちょっと気分を変えて、中途半端になっていた
「アラフィフ一人貧乏鉄道旅の振り返り」
の続きをお話します。
この記事は、アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。
前回は、行程6日目の夜、広島のカプセルホテルに到着してからのお話をしました。
今回は、行程7日目、本日の最終目的地は大阪ですが、今日のところは広島を出発してから途中下車して観光した姫路までのお話をします。
7:00、ホテル出発
前夜はたった190円の路面電車の料金をケチったために、予想に反して1.7kmも歩く羽目になってしましましたので、今朝は時間と快適さ重視で190円支払うことにしました。
カプセルホテルの場所からちょうど目と鼻の先に路面電車の駅がありましたので、迷うことなく乗車しました。
外観はちょっと昭和的な趣のあるレトロ調の車体でしたが、中に乗り込むと流石は今どきといった感じで、エアコンも効いているし、交通系ICのタッチ決済も出来る装備でした。
まだ7時ちょっと過ぎという少し早めの時間ということもあってか、車内も空いていて座席に座れました。
こんなに快適に広島駅まで移動できるなら、前の晩も素直に190円を払って乗るべきでした。
広島駅までは、駅で4つ分の距離で、路面電車だとあっという間だったので、大した距離ではないように感じますが、いやはや、徒歩となるとやっぱり遠かったです・・・。
広島駅には、10分もせずに到着しました。まだ今日最初に乗車する列車までかなり時間があるので、広島駅周辺を散策しました。
まず、路面電車の駅もある、広島駅新幹線口側。なにやら改修工事が行われているようでした。どうやら、駅の北側が再開発されるようです。出来上がったらどんな感じになるのか、楽しみですね。
次は、南口。
整然と整備されていますが、こちら側は人通りがあまりないですね。
やはり、オフィス街がある新幹線口(北口)側がメインなのでしょうか。
駅の周りをうろうろしている内に、そろそろいい時間になって来たので、ホームに移動しました。
8:11、広島駅発
糸崎行きの普通列車に乗り、広島駅を出発。
約20分で、次の乗り換え駅である、糸崎駅に到着です。
9:31、糸崎駅着、9:32、糸崎駅発
この駅での乗り換え時間は何とたったの1分!
え~たった1分で本当に大丈夫なの?
次の列車が隣のホームから発車だったため、乗り遅れることなく乗車出来ました。いつも使っている人なら分かっているので何も心配しないのでしょうが、他の地域から初めて来た旅行者は、「乗り遅れたらどうしよう・・・」と、不安になりますよね。
9:32、糸崎駅発
糸崎からは、相生行きの普通列車に乗り換えました。
糸崎を出て程なく、列車は瀬戸内海の見える尾道付近に差し掛かりました。
風景が、ジブリの「崖の上のポニョ」を思い出させます。
瀬戸内の風景って、見ると何故か心がほっと穏やかになるんですよね。
尾道を過ぎると、山陽本線はしばし瀬戸内海の風景に分かれを告げて、少々内陸部をひた走ります。
11:02、岡山駅着(10分停車)
岡山では途中下車しないのですが、10分間停車するため、列車からホームに出てみました。
この駅、鉄道好きにはたまらない光景があちこちに見える場所でした。
様々な種類の特急や快速列車の宝庫です。
岡山駅は四国方面への起点駅のため、JR四国の管轄エリアを走る特急列車の姿もホームで見ることが出来ます。
私も、わずか10分の割にはかなり様々な種類の列車の写真を撮影出来ました。
中には、私が小学生の頃に走っていたエル特急の車両と同じ、肌色と赤の国鉄カラーリバイバルの車両もあり、懐かしい気分に浸りました。
新幹線ばかりの関東地方と異なり、新幹線もあり、かつ在来線の特急列車も様々な種類が見れる岡山駅は、鉄道ファンにとっては非常に貴重な駅なのではないでしょうか。
12:18、相生駅着/12:21、相生駅発
相生駅で、山陽本線姫路行き普通列車に乗車します。
ここでも乗り換え時間は3分と短かったですが、先ほどの糸崎駅で1分という更に短い乗り換え時間を経験済みなので、ここでも遅れることなく次の列車に乗車出来ました。
12:40、姫路駅着
今日の行程の中で最も時間を取った姫路。
姫路まで来たら、皆さん誰でもご存じの、世界遺産に登録されている、国宝姫路城を見ずして通過するなど出来ませんよね。
私も多くの観光客と同様、ご多分に漏れず、姫路城観光にじっくり時間を取りました。今日は大阪泊ということで、姫路からは列車でほんの1時間の距離ということもあり、姫路に6時間滞在する予定としました。
改札を出ると、前方正面にど~んと(写真では小さく写っていますが)姫路城!
これは分かり易い!
初めての人でも、どうやって行くんだろう?などと、迷う必要は全くありません。
なぜなら、そこに姫路城があるからです。
目の前に見える姫路城を目指して真っすぐ歩いて行けば着くのです。
ですが、この日もじりじりの夏の日差しが照り付けていて、大通りを歩いて行くと、暑さでバテてしまいそうでした。
前方右側を見ると、アーケード街が見えたので、その中を歩いて行くことにしました。
また、重いバックパックを背負ったまま長時間歩くことも厳しいので、駅のコインロッカーにバックパックを預け、カメラとショルダーバックだけを持って姫路城に向かいました。
平日の日中のせいか、アーケード街の中はガラガラ。
とりあえず日差しは遮られていますが、それでもやはり暑い!
近くに見えてもなかなか到着しない姫路城。
汗だくになりながら、歩くこと約1.4km、ようやくお濠の際までやってきました。
いやぁ、やっぱり美しいです。
真っ白な漆喰の壁が目に眩しい。
遠く離れていても、見ていて惚れ惚れしますが、門を入り、更に近づいてみました。
青い空の下で一層映える真っ白な漆喰の壁、また城の形も美しいです。
本当は、中に入って説明を聴けたのですが、拝観料がお高めだったため、姫路城の姿をじっくりと自分の目に焼き付けてから、お城の周囲も散策の上、駅に戻りました。
結局、当初6時間の持ち時間を予定していましたが、結局2時間ほどの滞在後、姫路を後にすることとしました。
この後、夜に大阪で知人と会う約束があったため、汗でびしょびしょになった服を、駅前のデパートのトイレで着替え、迷惑にならない恰好になってから大阪へ向かいました。
今は将来ゆっくり旅を楽しむための下見のとき
今回の旅は、途中下車した街をゆっくり観光する時間も予算も確保していないため、少々心残りはありますが、将来いつかまたゆっくり観光を楽しむための下見だと自分に言い聞かせました。
アラフィフ責任世代の皆さん、あなたも、もし若い頃に鉄道旅に熱量が上がったことがあったら、もう一度、しばしの間仕事の事を忘れ、ひとり鉄道旅に出てみませんか?
あの頃の楽しかった記憶、そして多くの人生経験を積んだ今だからこそ感じられるワクワクがあると思います。