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6:32の電車を狙って行動し、通勤のわずらわしさを思い出す

今朝はどうしても対面でなければ出来ない用事が発生したため、都心のオフィスに出社することになりました。

私はコロナ禍になって以来、基本的に在宅勤務なのですが、自宅からオフィスまでおおよそ2時間弱かかるため、オフィスに出社するとなると一大事です。

何故なら、1時間以上電車の中で過ごすため、座席に座れるかどうかで疲労度に大きく効いてくるためです。

私は2年前に腰の手術をしたのですが、それ以来ずっと後遺症で、長時間立ちっぱなしでいると、脚のいたるところになんとも言えない辛い痛みが出てきてしまいます。

このため、座っていけることは、オフィスに出社する上で非常に重要なのです。

始業時刻は9:30と比較的遅めなのですが、それでもオフィスに向かう今日は5:30起床でした。

今朝は6:32の電車を狙います!

自分で弁当(と言ってもおにぎりですが...)準備をし

朝食の準備をし(トースト1枚だけですが...)

身支度をして、


6:20 自宅出発


6:26 最寄駅着(駅が近いのは助かります)

改札を抜けて階段降りると、
6:32の電車を待つ通勤客達は、ホーム上、電車の先頭から5両目辺りでは2列で3、4番目まで並び、

次発の6:42発の特急電車の列も、既に2、3番目まで並んでいました。

6:28、私は先頭車両の一番前の扉、
整列乗車の2列の前から2番目左側に立ちました。

6:32、電車到着。
この時の乗車率は10-20%で十分空席がありました。

しかしながら、先頭扉と2番目の扉から一気に客が乗車、さっさと座らないとあっという間に席が埋まります。


ホーム側の席は車椅子用スペースがあるため座席数が4席と少ないので、インコース側に並んだ場合、最前列の乗客が席を物色してモタモタしていると2番目にいても、2つ目の扉から乗車した客に先を越されて座れなくなる恐れがあります。


私もも危うくそうなりかけましたが、なんとかタッチの差で座席確保!


この時点で私が座った4人掛けのシートの通路を挟んで向かい側の7人掛けの座席は残り1席。

こんな早い時間帯で、それも始発駅の次の駅で、既にこんな席取り合戦が繰り広げられるなんて、やはり通勤ってストレスが溜まります。
改めて在宅勤務のありがたさが身に染みますね。

いつもならこの時間、まだ朝ウォーキング中です。


私の最寄駅は始発駅の次の駅なのですが、始発駅付近に大規模な戸建て用宅地開発が進み、都心への通勤人口が日に日に増加してます。

更に、私の最寄駅周辺エリアでは、また200世帯規模の新しいマンションが間もなく出来上がります。


もう駅周辺でマンションを建てる場所はないから、これが最後か。とホッとしていたら、今度は今ある商業施設を潰してそこにまた新しいマンションを建設する計画があるそうです。



未だ感染者が0という状況にはならない新型コロナウイルス。おそらく、0にするなんてことは無理で、ようやく数が減ったと思うとまた新たな変異株が現れ、政府や専門家が感染対策の注意喚起をする事でしょう。


そんな生活に国民達も慣れてしまい、会社はまたコロナ前の働き方に逆戻りさせ、社員たちが管理職の目の届かないところでサボらないように、近くで監視しよう。とすることでしょう。


そして社員達は、

「会社が出社しろと言うのだから、仕方がない。」

と諦めて、また毎日早朝から電車の席取り合戦を繰り返し、高々数十分〜1時間程度のわずかな時間に席に座れるという安心を手に入れようとする...。


せっかくコロナをきっかけに強制的に生み出されたリモートワークですが、この通勤列車の席取り合戦の状況を見ると、未だに対面に拘る、古き良き時代?にとらわれた、頭の凝り固まった会社の経営層達が如何に多いことか...。

(勿論、対面でないと出来ないタイプの仕事も世の中にはあります。私が言っているのは、リモートでも十分やっていけるはずの業種の事についての考えです。)


そんな事を嘆いてこの文章を書いている自分もまた、必要に迫られ会社へ向かう電車の中にいました。

(さまざまな思考を巡らせ、座席を確保するための戦略を立て、それを実行して席を確保。朝から余計なことに頭を使います...。)


「こんな、人に強制されて自分の時間を無駄にする生活から一日も早く足を洗わなければ。」

と、自分らしい人生を生きるための準備を進めている自分に気合を入れた朝でした。

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