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【野のへらぶな釣り心整家】辛くて仕方なかった私を野のへらぶな釣りが支えていた(第3回:油断ならぬマダガスカルと飛行機大遅延を慰めた釣行編①)

アラフィフ責任世代のあなたへ

今日もお仕事お疲れ様でした。

旭川の仕事は、ちょっとした
トラブルがあったももの

何とか予定通りに帰京出来そうです。

この記事は、旭川空港でフライトを
待っている間に書きました。

今日の現場は非常に寒かったです。
気温は4℃。更には午後から風が強く

恐らく体感温度は氷点下
だったのではないかと思います。

防寒着は着ていましたが
顔は冷たく、手は手袋をはめていても
冷たくなるほどでした。

先ほど空港のレストランで
旭川ラーメンを食べて

ようやく体が温まりました。

味噌バターコーンラーメン!

今回は、また別の国への長期出張で
初めて体験したハプニングと

積りに積もった

「野のへらぶな釣りに行きたい気持ちの昂り」

が爆発した経験を語ります。

積もる話になりますので
1回では書ききれないため

4回に分けて語っていきます。
今回はその1です。

よろしければお付き合い下さい。


マダガスカルで経験した3大ハプニング

私はとあるインフラプロジェクトの専門家として

  • 2017年5月~6月:1か月

  • 2017年9月~10月:1か月

  • 2018年7月~8月:3週間

延べ80日間ほど

アフリカのマダガスカルに出張しました。

マダガスカルは、アフリカ東岸に位置する
世界4位の大きさの島国です。

公用語はフランス語、バニラビーンズや
バオバブの木が有名です。

私が出張中滞在したのは
首都アンタナナリボの
街の中心部から少し離れた地域にある

4階建のこぢんまりした古いホテル。
それでも中は木を基調とした
西洋風の落ち着いた作りで

ダイニングキッチン、冷蔵庫、
ガスコンロ、調理器具や食器類まで
揃った長期滞在型の部屋でした。

広いダイニングキッチン

ダイニングキッチンの隣には
ドアを挟んで、磨き上げられた

濃い赤茶色のフローリングに
広々としたベッドルーム

天蓋付ベッドとつやつやの床のベッドルーム

ベッドは天蓋付きで、キングサイズ
この天蓋は、先日お話しした
ケニアのそれとは異なり

日本人がイメージするような
おしゃれな天蓋付きベッドです。

書斎スペース、大人2人が向かい合って
お茶が飲めるようなテーブルセット

書斎スペース

バスルームにはシャワーと
ジャグジー付きの浴槽、そしてトイレ。

ジャグジーバス

1人で泊まるには勿体無いほどの
広い部屋でした。

(それでもホテルのグレードとしては
星3つ程度のリーズナブルなクラスです。)

レセプションのスタッフたちも
フレンドリーで感じが良く

こんな快適なホテルなら
1か月間不自由なく生活できる
と思っていました。

その1 部屋の金庫に入れていた封筒の現金が抜かれていた!(今回の語り)

発展途上国の海外出張では

クレジットカードが使えない店や
レストランが普通にあるので

大抵ある程度の現地通貨の
現金を持っている必要があります。

ただし、現地通貨は日本の空港の
両替所では取り扱われていないことが多く

日本円を世界各国で流通している
ドルやユーロに両替して持っていき

それを現地通貨に
両替する必要がありました。

1か月も滞在するとなると
ある程度まとまったの金額の外貨を
持っていくため

ホテルを選ぶ際は、セキュリティが
しっかりしているか?

部屋に金庫はあるか?

といった点をホテル予約サイトの評価や
口コミなどで事前に確認します。

このホテルは、以前も別の
プロジェクトチームメンバーが

宿泊していた場所であるため
安心していたのですが

私の部屋で、まさかの
トラブルが発生しました。

私は米ドル札を何十枚か入れていた
紙封筒を部屋の金庫に入れていたのですが

ある日、仕事から戻って金庫の中の
お札の枚数を数えると、100ドル札が
1枚だけ減っていたのです。

私はかつて、ケニア出張で
ホテルの部屋に窃盗犯が侵入し

スーツケースを壊されて
現金を奪われた経験があったので

スーツケースにはたとえ
鍵を掛けるとしても

現金は入れず、部屋の金庫
(ボタンで自分が暗証番号を
設定するタイプのもの)に
しまうことを心掛けていました。

このホテルに限って
そんなことはあるまい。

部屋を物色されたり
荒らされている形跡もない。

そうなると、唯一考えられるのは
毎朝ホテルを出る時に
部屋の鍵を預けている

レセプションのスタッフか
その鍵を手に取ることができる

部屋の掃除のために鍵を開けて入る
ハウスキーパーくらいしか居ません。

ですが、誰が犯人かを
特定する手がかりは
見つかりませんでした。

私はそのことに苛立ち
また同じ手口で現金を
抜かれることを避けるために

金庫に現金を入れるのをやめ
この国ではやむを得ず
スーツケースの中に入れて

鍵を掛けるに加え
天蓋付きベッドの柱に
チェーンキーで
スーツケースを固定するようにしました。

更には、金庫の中に空の封筒を入れておき
Google翻訳を使って

フランス語で以下の意味の
メッセージを書きました。

「お前が現金を抜き取ったのは
分かっているぞ!
今度同じことをしたら
許さないから覚えておけ!」

その後の滞在期間は幸い
お金を盗まれることは
ありませんでした。

発展途上国に1か月も滞在すると
トラブルは1度では済まないこともざらです。

程なくして、私はまたもや
トラブルに巻き込まれることになります。

このつづきは、また次回語ります。

(予告)その2 ランドクルーザーがぬかるみにはまって立ち往生!(次回の語り)

現地でインフラ設備視察に向かった山道で
立ち往生に!

無事脱出できるのか!

次回語ります...。

(予告)その3 台風の影響で帰国に60時間もかかった話(次々回の語り)

ようやく帰国できると思ったら

台風の影響でフライトがキャンセルに!

乗り継ぎ予定だった東京行きの飛行機は
既に香港を飛び立った後だった。

誰にもぶつけられない苛立ちを
ブログに書き殴っていました。

次々回語ります...。

(予告)取り憑かれたように釣りに通ったのは、辛さから逃れたかったから

帰国後のブログを読み返すと
この時を境に取り憑かれたように
釣りに通っていました。

妻からは、

「少しおかしいんじゃない?」

と言われ、意地になっていたあの頃。

その時私が、どんな心境だったのか
を語ります。

東京に帰ってきましたが
予想に反して寒いです。

防寒着をキャリーケースに
しまって薄着でいたら風邪をひきそう...

乗り継ぎの電車、早く来ないかなぁ。
それでは今夜はこの辺で。

おやすみなさい。

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