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【53歳から自分らしく生きるために】競争に勝ち続けねばならない日々の先に本当の幸せはありますか?

アラフィフ責任世代のあなたへ

今日は3連休の中日の日曜日、ゆっくり休めてますか?


世間で言われる通称「勝ち組」は永遠には続かない

私と同世代のあなたは、子供の頃、親や先生、周りの人達から、こんなことを言われ続けてきませんでしたか?

「一流大学を卒業し、一流有名企業に入社し、会社で偉くなって裕福な暮らしをしている人達は人生の勝ち組」

しかし、競争に勝ち抜いた上で得た裕福な暮らしは人生最後の日までずっと続くものでしょうか?

仮に競争に勝ち抜き、誰もがうらやむような社会的地位や暮らしを手に入れたとしても、その状態にあぐらをかいて、何もせずにその地位を保ち続けることはできません。

その水準を維持し続けるためには、ずっと競争に勝ち続けなければなりません。

あなたが血のにじむような努力をして、一代で財を成し、東京都心の新築タワーマンション最上階の部屋を手に入れたとしましょう。

そこに住んで暫くの間は、自分は人生の勝ち組だ!と優越感に浸れるかもしれません。

しかし、それで終わりではありませんよね。
そこで裕福な暮らしを続けるためには、高額の維持管理費、車を維持していれば駐車場代、固定資産税、物価の高い都心のスーパーで食材や日用品を購入、子供を一流の学校に通わせるための塾代や学費・・・これらの多額の費用を賄えるだけの収入を得続ける必要があります。

また、あなたの隣の部屋に入居した家族がもっと贅沢な暮らしをしていると知れば、優越感は一瞬で打ち砕かれるでしょう。あなたは競争に負けたという気持ちになるかもしれません。

そして今の暮らしに満足できなくなり、もっと上を目指して再び他人との競争の世界に引きずり込まれる、その繰り返しです。

誰にでも、いつか必ず負ける時がやってくる

金品、地位や名誉を持つ事を価値と捉え、他人と比べる人生を送る限り、あなたは常に競争環境に晒され続け、いつか誰かに負ける日がやってきます。

世の中、自分よりも裕福な人、才能の有る人、スポーツが出来る人・・・、そんな人達は幾らでも居ますし、その頂点に立つことが出来たとしても、時間が経過すれば、いつかその座を次の世代の誰かに奪われる時がくるのです。

競争に勝ち続ける人生に虚しさを感じた瞬間

私は物心ついた頃から、母親に「良い学校に入り、良い会社に入れれば人生安泰」と言われ続け、知らぬ間に他人との競争に勝ち続けることを求められる人生を歩んできました。

親が入って欲しい大学に進学し、当時は安定企業の代名詞だった業界最大手企業に入社、会社では常に競争を勝ち抜き出世することを目標に生きてきました。

しかし、入社15年目の年、自分にはコントロール不可能な自然災害により会社は甚大な損害を受け、信用も地に落ち、かつて思い描いた暮らしが出来なくなりました。

この瞬間から、私は競争に勝ち続ける人生に虚しさを感じるようになりました。

自分と他人を比べる人生を送ると、常に競争に勝ち続けなければならない日々から抜け出せず、満足感を得ることはできません。また、自分の外の世界、他人の事は、自分の思い通りに操ることはできません。

あなたはあなたの人生を生きよう

そもそも生い立ちや環境、理想とする生き方も異なる他人と比べること自体、無意味な事です。あなたとは、スタート地点も違えば、目標とするゴールも違うのですから。だから、「自分はあの人よりも劣っている」などと考える必要はありません。

他人の評価を気にして生きるよりも、
・自分がいつまでにどんな生活をしたいのか。
・その目標に対して、今の自分はどんな状態なのか。
・目標と今の自分の位置のギャップは何か。
・そのギャップを埋めるために、いつまでに何をしなければならないのか。をじっくり考え、それを文章にして書き出してみる。これはあなたらしい人生を実現するためのロードマップです。

そして、なりたい自分になるための行動を日々積み重ねる。
明日、1週間後、1年後、・・・という未来にどれだけ自分が成長したかを実感する方が、心豊かな人生を送れるのではないでしょうか。

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