アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(6日目:下関までかっ飛ばす!)
アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。
前回は、日田彦山線始発の日田駅でのお話をしました。
6日目の話は、まるで牛歩戦術のごとく進みが遅かったため、ここで一気に飛ばしていきます。
12:43、日田駅を出発
日田駅を小さな代行バスに乗車して出発しました。
乗客は私を入れて、確か5人ほどしか乗っていなかったと思います。
これなら、JR九州の赤い大型バスでは、収支も赤になってしまうでしょうから、小さな(といっても中型ですね)バスで十分ですね。
もしかすると、このサイズでも大きすぎるくらいか?
でも流石に、ハイエースのようなワンボックスカーと言う訳には行かないか・・・。
私はバスの後方の座席に座りましたが、エンジンの振動が大きく、正直なところ、あまり乗り心地はよくありませんでした。列車の方がはるかに快適です。
道中は、山間の田舎道をひた走るだけで、特に目を引くような景色でもありませんでした。
今朝は早い時間に目が覚めてしまったのと、単調な道のせいか、途中眠ってしまったらしく、気が付くと終点の添田駅近くまで来ていました。
14:29、添田駅着
駅舎の正面にバスが到着。
ここからは日田彦山線の列車に乗り換えます。
添田駅は小さな無人駅でした。
乗換時間は7分。
あまり時間はありません。
駅舎の場所からホームが見え、既に列車が停車していました。
ホームまでは結構距離があったので、のんびり歩いて乗り遅れてはマズイ。
と、小走りに列車のところまで移動しました。
14:36、添田駅発
添田駅から、日田彦山線の田川後藤寺行普通列車に乗りました。
終点の田川後藤寺までは、わずか14分の旅です。
お寺の名前が付いているので、どんな駅なのかなぁ。と興味深々でしたが・・・
14:50、田川後藤寺駅着
駅名にお寺の名前が付いているので、駅の近くに後藤寺というお寺があるものとばかり思っていましたが、どうやら後藤寺というお寺はないようです。
田川市立図書館/筑豊・田川デジタルアーカイブによると、以下のように記載があります。
この駅では、乗換時間が先ほどの添田駅より更に短く4分しかないため、途中下車をして駅前の様子を見る時間がありませんでした。
大急ぎで小倉行の普通列車に乗り換えました。
14:54、田川後藤寺駅発
山間のローカル線の旅も、あと1時間ほどで終了です。
小倉に向かう列車は、先ほどの列車よりもやや乗客数が増えた感じがしたけど・・・。
そうでも無かったです。
通勤通学客が乗車しない平日の日中の時間帯だからでしょうか?
1両に私を入れてもわずか数名程度しか乗客はいませんでした。
こんな状態でも毎日定刻通りに列車を運行させるJR九州には頭が下がります。
15:53、小倉駅着
3日ぶりに小倉に戻ってきました。
乗り換え時間の都合でホームにしかいませんでしたが、やはり都会です。
ここでの乗り換え時間は17分。
先ほどの添田、田川後藤寺よりは余裕がありますが、途中下車せずそのまま次の列車の所へ急ぎます。
なんだ?この列車の前の黒い物体は!
お見苦しいものを見せてしまいました。
これ、私の写真が写っていたので、黒消ししたものです。
小倉駅でこの日撮影した写真がこの1枚しかなかったため、ちょっと見栄えが良くないですが、記録として使いました。
16:10、小倉駅発
8月26日に九州入りして4日、とうとう九州を後にする日となってしまいました。幸い天気にも恵まれ、色々すったもんだしながらも楽しい毎日を過ごしてきました。
まだ6日目の行程は先がありますが、家に帰る方向に向かっているのか。と思うと、何処となく寂しい気持ちになります。
関門海峡を横断し、本州に入ります。
16:32、下関駅着
本州の玄関口、山口県下関市に入りました。
往路では、夜遅い時刻だったため、外は真っ暗で何も見えませんでした。
今回はまだ日が高い内に到着したので、下関漁港の景色を見ることが出来ました。
下関駅では乗換時間が21分。
これぐらい時間があれば、途中下車して駅の外の風景を見ることが出来ます。
ということで、外に出てみました。
シーモールの建物、なんだか大きな船の形のように見えたのは私だけかな?
こちらはまるで帆船の帆をイメージした感じがします。
結構都会ですね!
時間があれば、新鮮な魚介類(ふぐや関サバ・・・)を食べてみたいところですが、今回は時間と予算の関係でパス。
いつかまた、今度はゆっくりしてみたいですね。
駅前をてくてく散策していると、あっという間に次の列車の時刻が近づいてきます。
16:53、下関駅発
下関からは、山陽本線の普通列車岩国行に乗車しました。
黄色い車体が青い空に映えます。
始発だからか、空いています。
全ての座席が進行方向を向いていて、特急列車のようです。
私は関東圏の長い座席より、こっちのタイプが好きです。
ここからは、山陽本線をひた走り、岩国経由で広島まで向かいます。
(今日は結構前進しました!(笑))
この続きはまた次回お話しますね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。