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「ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか「シン・学問のすゝめ」」を読んで感じた、迫りくる危機

アラフィフ責任世代のあなたへ

こんばんは。
野のへらぶな釣り心整家(しんせいか)の
佐藤泰東(さとう やすはる)です。

最近、IGPIグループ会長であり
起業支援の第一人者である
冨山和彦氏の著書

「ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか「シン・学問のすゝめ」」

という、大変インパクトのある
タイトルの本を読みました。

この本は、会社帰りに

丸の内にある大型書店の丸善で
陳列棚に並んでいる本の中に

ひときわ私の心に突き刺さるタイトルが
目に飛び込んできたことで

引き寄せらるように
手に取ったものでした。

同書で言及されている
「ホワイトカラー」というものに

どうやら私も属しているように思われます。

特に印象に残ったのは

「2035年時点の労働供給市場において
 約480万人の雇用が減少すると
 予測されている。」

という点に関する記載内容です。

その主な要因は
デジタル・トランスフォーメーション(DX)や
生成AIの進化による省力化で

人間が行っていた単純作業が
代替されるということでした。

著者は、こう述べています。

グローバル経済圏におけるホワイトカラー、つまり都市部のオフィスでパソコンを前に働くビジネスパーソンの大半は必要なくなる

出典:「ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか「シン・学問のすゝめ」」

この一文を読んだとき
私はまさに衝撃を受けました

では、このような未来に対して
私たちはどう備えるべきなのでしょうか?

著者は、現代のホワイトカラー
サラリーマンにお薦めの学問として

リベラルアーツ(普遍的によりよく
生きていくための基礎技能)を
身に付けることを推奨しています。

著者が言うところのリベラルアーツは
以下の内容です。

(前略)おわかりの通り、福沢諭吉が『学問のすゝめ』に書いていたような学科、古代ギリシャ時代までさかのぼればアルキメデスが築いた数学や物理などの基礎学問こそが、リベラルアーツ中のリベラルアーツ、実学中の実学なのだ。

出典:「ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか「シン・学問のすゝめ」」

そして、

「まずはこうした言語的技法を
現代にアレンジして身体化することだ。」

と述べていて、その代表例は以下のものです。

1.簿記会計のスキル

— エクセルを使った財務三表の連動モデリングや基礎的な企業財務技法(企業や資産の価値評価手法)の習得。

2.デジタルスキル

— プログラミング言語やAIの基本構造、基本特性の理解。(これはデジタル空間でものを考えるときに必要とされる)

ただ、これらのスキルを習得すると言っても
何から手をつけて良いか分からないですよね・・・

そこで、自分なりに考えてみたのですが
まずは身近に手に入るコンテンツを
活用するというのはどうでしょうか?

実は、私の会社でも今後、全社員が
簿記3級を取得することを
義務づけられたのをきっかけに

そろそろ勉強のための教材探しを
しなければならないな~

と思っていたので、簿記がらみの
話ばかり思いついたのですが(笑)

  • 簿記の基礎である、簿記3級の受験対策のYouTube動画を視る

  • 簿記3級の受験対策テキストを購入して基本を学ぶ

  • プログラミングやAIの基本について学べる無料のリソースを活用する

更に、一人だけでは
長続きしないような場合は

一緒に同じ目的に向かって
チャレンジする仲間を見つけて

互いを応援し合うというのも
一案かもしれませんね。

これを実践すれば
完全な専門家になることは
難しくても

新しい時代に対応する
基礎力は身につけられるのではないか
と思います。

本書を読んで、私は改めて

これからの時代に
自分が社会から必要とされるために

習得しなければならない
基本的なスキルは何かを

真剣に考えさせられると同時に

音もたてずに身に迫っている危機
感じました。

私と同じ世代のあなたは
「ホワイトカラー消滅」という
迫りくる危機について

どう思いますか?

今後の仕事や生き方について
あなたはどう考えますか?

よろしければ、ぜひ
あなたの意見を聞かせてください。

それでは今夜はこの辺で。
おやすみなさい。


もし、よろしければ、
私のWebページ

「野こころ」

を覗いてみてください。

野のへらぶな釣り心整家とは何か
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