アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(5日目:旅のクライマックス、由布院温泉への道 (その2))
アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。
前回は、5日目の行程(宮崎~由布院)で、この旅初の特急を利用することにした顛末をお話をしました。
今日はいよいよ、宮崎のホテルを出発するところからのお話です。
6:20、昨夜セットしていたホテルの部屋のアラームが鳴り目が覚めました。
就寝時刻が午前1時過ぎと遅かったのと、久々の飲酒のせいで、まだアルコールが残っているせいか、ちょっと頭がぼーっとしています。
実は、昨夜メガドンキで、朝食用にごっつ盛りソース焼きそば(朝っぱらから焼きそばの大盛りかよ!(笑))を購入していたので、楽しみにしていたのですが、いざ焼きそばを作ろうと準備を始めた途端に手が止まりました。
焼きそばに入れるお湯を作るための水がない!
ホテルの部屋にも無料のペットボトルの水が1本備え付けてあったのですが、前夜に使ってしまっていたのです。
朝っぱらからまた、
「メガドンキに行かねば!」
ホテルの自販機の水は恐らく高いだろうし。
着替えて外に出てみると、メガドンキに照明がついていませんでした。
あれ?24時間営業じゃなかったっけ?
もしかすると、深夜まで営業で、朝は営業していないのかな?
ふと目を移すと、昨夜あえて視線をそらしていたファミマの看板が。
仕方ない。ちょっと高いけど、ホテルよりは安いだろうからここで買うか。ファミマの自社ブランド商品なら100円位のものもあるだろう。
店内に入って飲料の棚に行ってみると、98円で600ml入りの水があったので購入。即座にホテルの部屋に戻り、焼きそば作りを再開しました。
やっぱりこの焼きそばはお得!(たったの120円なのに、麺130g!)
かなりのボリュームで、パンよりも腹持ちするのも助かります。
あっという間に平らげた後、手早く身支度を済ませ、7:00過ぎにホテルを出て駅に向かいました。
まだ7時を少し回ったばかりというのに、もう日差しが強いです。
これが宮崎県が日向の国と言われる由縁でしょうか・・・。
駅までは徒歩で13分。
重い荷物を背負っていると、微妙に遠く感じます。
駅に到着すると、既にバックパックを背負ったTシャツの背中にはじんわりと汗がにじんでいます。
駅構内の自動販売機で、昨夜ネット予約していた特急にちりん6号の切符を受け取り、改札を抜けてホームに向かいます。
今日は宮崎~大分間は特急利用のため、この区間については青春18きっぷは使えませんが、改札口では8月29日分利用開始のスタンプを押してもらいます。
8:10、宮崎駅発
宮崎を出発してからは、大分まで途中下車はありません。
途中停車駅でも停車時間はせいぜい2~3分ということで、下りる時間が無いためです。
このため写真は走行中の列車の中から撮影したもののみです。
列車に乗っている間は、普通列車とは異なり静かな空間の中にいたのと、終点の大分まで列車から降りられないことから、ひたすら前日の日記を思い出しながら書いていました。
何だかゆっくり景色を愛でる時間もなく、日差しが強いためほとんどブラインドを下したままです。
11:08、大分駅着
大分駅のホームに降り立つと、いきなり特急列車3本そろい踏み状態になっていたので、すぐには改札階に下りず、まずはこの神々しい光景の写真を撮影することにしました。
ひとしきり撮影を終え、涼を求めて改札階へ下りました。
まずはトイレタイム。
と向かった先には、のれんが掛かっているトイレの入り口。
一瞬温泉と勘違いしそうになりました。
中はサプライズで温泉などはなく、ごく普通の綺麗なトイレでしたけどね。
改札を出ると、正面には高い天井と木のぬくもりを感じられる構内。
お土産屋さんやショッピングモールらしき建物と直結しているようです。
お土産屋さんに入ると、様々なお土産が所せましと並んでいました。
買いたいなぁと。思ったのですが、ここで買ってしまうとあと3日間紙袋を手に持った状態で旅を続けなければならないので諦めました。
次に乗る久大本線の豊後森行普通列車の発車時間までまだあと1時間45分。
暫く駅前を散策して時間を潰すことにしました。
ここまでで約2,000字となりましたので、この続きはまた次回に。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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