【平和ビジネスへの道】#15 ソーラーボール
こんばんは!かほりです。
息を止めたらシルバーウィークですね!みなさんはどこかにお出かけされますか?
私は2月から外出自粛を続けている祖父母を連れて、近場の自然公園にピクニックにでも行こうかと思っています。敬老の日ですし、ちょっといいお弁当買ってプチアウトドアです。
ただ、じいちゃんが2月から本当にほぼ一歩も外に出てないので、体力的な意味で駐車場から自然公園内までたどり着けないかもしれません。その時は、駐車場ピクニックですね。笑
さて、今日はソーラーボールについてご紹介します。
■抱えている問題
途上国では、安心して飲める飲み水が身近にない人が6億6,300万人存在。毎日800人の子どもが汚れた水や不衛生な環境で命を落としている。
最近、ユニセフでも「どんなに汚くてもこの水を飲むしかない…」というコミュニケーションがありますね。以前、たくさんの水を負担なく運べるヒッポウォーターローラーをご紹介しましたが、水源が汚い地域ではもう一歩先の平和グッズが必要のようです…。
■着眼点
電気などを使用せず、自然の力で継続的に浄水できるものを作れないか…?
■解決策
太陽の力で、水を蒸留することができるソーラーボールを作成した。
ボールの中に水を入れて、日光に当てておくだけで1日3リットルのきれいな水を作り出すことができる。
ボール型になっているので、360度どこからでも効率よく光を吸収、蒸留させ、きれいな水と汚い部分を分解することができる。
このグッズは画期的と注目を集めたものの、1日3リットルが十分な量ではないことや、プラスチックが長期間太陽光に耐えられないといった問題点がある。
容量・素材面ともに改良の余地ありですが、進化版ソーラーボールは、人々の命を救うきっかけになる日も近いのではないでしょうか。
とはいえ、いろんな浄水グッズあるよね
今回は、ソーラーボールをご紹介しましたが、世の中にはいろんな浄水グッズ・システムがありますよね。ヤマハ発動機の「ヤマハクリーンウォーターシステム」などもありますし、インフラとしてどんどん導入を進めている過程かと思います。
一方で、なかなか人口の少ない農村やいつ施設が壊されるかわからない紛争地域などでは、個々人が安価且つ、長期で使用可能な浄水グッズを持っておくべきなのでは?
アウトドア・キャンプグッズなんかを見ていると、そのまま途上国のソリューションになるじゃん!!という技術がたくさんあります。
こちらはプレス式の浄水器ですが、沼の水(左)がこんなに透明に(右)ろ過されるそう。
その他にも、いろいろなブランドからキャンプ・災害時用の浄水器は販売されています。専用のカートリッジなどが必要なので、その分コストや持続可能性の問題もありますが、これを途上国用にリデザインして、販売することができたらいいのになあ、なんて思います。
いつ災害が起きるかわからない日本においても、キャンプグッズなど買っておくといざというときに備えになりますね。
それでは、今日はこの辺で!
Peace!