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OLの日常|ミッフィーちゃんに命を吹き込むお仕事feat.バレンタイン
先日2月14日は言わずと知れたバレンタインでした。
バレンタイン、チョコレートのメーカーが仕掛けたイベントという説もありますが、いまやクリスマス並みの盛り上がりを見せる立派なシーズンイベントでございます。
平成7年生まれのわたし。
小学校に上がる頃には「女の子が好きな男の子にチョコレートをあげる日」だと認識していました。
同時に「仲のいいお友達にあげる友チョコ」なるものがあることも認識。
はじめてのチョコレートはお母さんサポートでのデビュー戦。
令和でまさか話題にのぼるとは思っていなかった、
「平成女児チョコ」。
チョコを溶かして、チョコを固める、というなんの意味もなさそうなやつです。
中高生になると友チョコがメインをはるようになり、クラスの女子たちはみな大きな袋を抱えて登校し、抱えて下校します。
クラスの友達以外にも、隣のクラス、部活、先輩後輩なんて広がり始めたら余裕で30人くらいには手が届くのです。
あげたら、返ってくる。ゆえに帰りも大荷物。
家で言われましたね、「なにも減ってない、むしろ増えて帰ってきた。」
大人になったいま、本来の「好きな男の子に~」性質なんてむしろ珍しいレベル。
いますか?周りに。
わたしの周りには少なくとも見当たりません、寂しいことに。
学生時代の友チョコ最盛期を超えると、新しく出てくるのは大きく2パターンでしょうか。
「あげたくもないが空気を読んだ職場の義理チョコ」
「どうせお金を出すのなら自分で食べるの一択ご褒美チョコ」
近年話題は後者、自分へのプレゼント・ご褒美チョコ。
一部女性たちの中でもはや神格化されている田中みな実大先生がバレンタインの時期になると親切に説明してくださったりしてますよね、何でしたっけ、メゾン…なんちゃらだったと思います。
調べました、違いました。
サロン・デュ・ショコラ、ですって。明日には忘れてそうです。
三越伊勢丹で開催されるチョコレートの祭典ですね、ずらーっと専門店が並ぶわけです。
わたしもサロン・デュ・ショコラではないですが、2月のデパ地下に行ったことがあります。すごかったです、熱気。
人気のお店は女性のお客様がズラーっと並んでて、最後尾はこちら、みたいな看板持ってるスタッフさんがいました。コミケみたいだなって思ったり。
歩くのも大変なくらい混んでるんです。
思いましたね、あー。経済まわってるなー。って。
そんな私は人混みがあまり得意ではないので
最近のバレンタインはおままごと強化月間としています。
お菓子を作ってみたりするんです。
人にあげるためではなく、自分で楽しむためです。
その辺りに会う予定がある友達がいる場合は
「ちょっと…やってみたんだけど…」とそーっと差し出したりしてみます。
ただ、コロナが流行ってからはちょっとあげにくいですよね。
衛生的な問題とか気にする人もいるので。
今年は転職したばかりで精神的・身体的余裕が全くなかったので
市販のおかしをちょっといじる、くらいのレベルで楽しみました。
使ったお菓子は
・源氏パイ
・チョコパイ
※ミニサイズを使ってみた、500円玉よりちょっと大きいくらいの。
手順はいたって簡単。
①個包装を無心で開け続け、クッキングシートを敷いたトレーに並べる
②無心でチョコペンで描く、ちょん、ちょん、ばってん。それが顔になる
③寒いところに置いておく
…以上です。言いにくいけど、以上です。
そして出来上がった作品(甚だ図々しい)がこちら。
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こんなんで何が楽しいだよ…とイラつくかもしれませんが、
わたしは久しぶりにお菓子をいじくっただけで結構楽しかったです。
夜カフェ系の洋楽をかけつつ、
ビールを飲みながら、ちょっと暗いくらいの部屋でやるんです。
雰囲気出て楽しいです。
部屋中甘い香りが広がるので、それが嫌じゃない方にはおすすめ。
またやりたいな、なんて思っていますが
本当に腰を上げてやるかどうかはちょっと微妙です、また来年のバレンタインまでやらないかも。