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スリランカの旅②アヌラーダプラ
①朝のインド洋
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早朝6:00くらいに起床。
陽も昇ったので、朝食の前に昨日できなかった朝のホテル散策です。
既に空と木の南国感がすごくてウキウキしてしまう。
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なんとホテルの裏手が海になっているのです!
綺麗な海岸とは言えないですが、、明らかに日本の海と違う匂いがして、遠い国まで来た実感が急に押し寄せます。
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犬もいる。
漂流物やゴミを物色しながら元気に走っていました。
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なんか雲が完璧なんだよな…なんていい入道雲だ…
陽が昇ったばかりで朝焼けの感じが残っててとてもいい。
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ガイドさんが迎えに来る時間を思うとそこまで長い散策はできず、ささっと写真撮って朝食。
朝からスリランカカレービュッフェで美味しくて最高なんですが、盛り付けが汚すぎたのか写真がありません。こういう時にちゃんと写真残す気が湧くように盛り付け上手になりたいもんだな…
やがてガイドさんが迎えに来て、今日の観光へ出発です。
②道中
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さて今日はアヌラーダプラに行きます。
まず明るくなった街を車で通りながら、シンハラ語が溢れる街並みにびっくり。あの顔文字で使う文字が使われている国…!(雑なインターネット住民の理解)
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あっ…!ヒンドゥー教の寺院(工事中)だ!
国民の7割が仏教徒なので街中も仏教に関するオブジェクトが多いですが、ヒンドゥー教もスリランカの約13%の方が信仰しているので少ないながらに寺院があります。
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すごい、異様だな…工事の壁の向こうに見える神々…
そうこうしていると車が停車。
降りるよう促され、何が始まるのかと思ったら…
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!!
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やった~!!ココナッツジュースだ~!!
軒先に吊ってあるものではなく、その場で木から落とした実をマチェットナイフで加工して提供してくれました。なんてジューシー…!
こんなこと旅程表に書いてなかったのでテンション爆上がり。
飲み終わった後は実をパッカーンと2つに割って、ヤシの実を削って作ったスプーン状のもので実の中の固形胚乳を掬って食べます。
プルプルでおいしい~!
既に日差しが日本の夏並みに厳しく暑いことこの上ないんですが、最高に涼を感じられるスイーツでニッコリ。良い旅になりそうです。
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③アヌラーダプラ
聖地アヌラーダプラ。紀元前3世紀に仏教がセイロン島に伝来した際、最古の国アヌラーダプラの首都だったという世界遺産です。
これから行くポロンナルワ、キャンディと共に文化三角地帯と呼ばれています。
めっちゃ教科書みたいな文章書いてしまった。太字の所がラインマーカーで線を引く箇所じゃん。
何気に4,5時間ドライブを続けて到着し、その間昼食のスリランカカレーを食べるなどしていたので早くも午後。
・イスルムニヤ精舎
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何のつもりで撮った写真なのか覚えていなかったんですが()
右側の部分がイスルムニヤ精舎(ロック・テンプル)の入り口であるとGoogleが教えてくれました。
アヌラーダプラの中でも古い仏教寺院です。
なんか小さく見えますが、岩から切り出して作られているので後ろの黒い壁のようなものの中に本堂が詰まっています。
巡礼者の人たちはみんな白い装束。寺院巡りは白い服を着る推奨マナーがあり、我々も白パーカーです。ユニクロだけど。
そして土足厳禁なので、入口の所で靴を脱いで預けます。
靴を脱ぐなら完全な屋内なのかと思ったら、そのまま太陽で温められた地面を歩くことがあって熱いので、靴下は履いたままでも大丈夫です。
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入口でお坊さんがピリットヌーラという白い糸を巻いてくれました。
(その場で写真撮れなくて↑は帰国後の様子)
厄除けのお守りで、自然に切れるまで巻いているもの…らしいので帰国後まで風呂の時も寝ている時も身に着けてました。
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イスルムニヤ精舎の中におわすのがこちらのカラフル涅槃仏。
とても巨大で足先から頭まで反復横跳び6,7回分くらいあったと思います。
この像にはもうひとつ驚く仕掛けがあって、
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頭側に行くと仏がスヤッスヤ!
瞼が白目の上に屋根みたいについてるんですね~すごい。
目を開いてる仏はここからがベストショットだよ!ちゃんと撮れた??ここ来て?とかガイドさんに言われながら撮った気がする。
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なんでこんな極彩色なんだろう…と思うんですけどスリランカ的にはこの方がご利益を感じるらしいです。ところでこの、頭の上のカラフルなねじねじ何…?髪なの?
・宝物館
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入口の左側にあるのが宝物館で、彫刻作品がたくさん展示されています。
これはその中でも特に有名らしいKINGS FAMILY。
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恋人の像。紀元前2世紀頃のサーリヤ王子がカースト制度を無視して身分の低い女性と駆け落ちし、KINGS FAMILYになったよ…という仏像らしい。
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・ロック・テンプルに登ろう
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次はイスルムニヤ精舎が切り出されている岩の上に登るんですが、ここも裸足(靴下)で登ります。どう見ても屋外だが!?
なんか奇跡的な角度で岩が嵌ってて神秘的。
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上からの景色。大自然~!!
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なんか雲の物質感がすごい。Y座標が揃ってるよな。接地面が見える。
・広大な敷地内
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外に出て靴を履き、敷地内の道を歩いていきます。
めちゃくちゃ暑い。ガイドさんについて歩いていると「サルがいますね」と道脇を示されました。え、猿…?
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…猿だ!野生の猿!
顔が黒くて毛が白くて尾が長いタイプの猿!!
日本で見ないタイプの猿に思わず写真を撮りまくる。
わ~スラッとしてる…!何かを食べてたりするんですが、ゴミから調達してるのか、誰かがなんかあげてるのか、奪われてるのか…
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リスもいる…すごいな…野生動物のテリトリーだわ…
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もちろん犬もいる。なんか犬とは既にちょいちょい遭遇してたけど、アヌラーダプラの中、隠しきれないほどの犬がいる。道に落ちてる。
みんな暑そうでちょっと心配になるけど直射日光浴びながら寝てる。木陰は猿のナワバリなのか…?
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狂犬病とかが怖いですが、犬も猿も自分から人間に寄ってこないのでそこは安心。
・スリー・マハー菩提樹
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あまりいい写真がないのですが、仏陀がその下で悟りを開いたと言われるブッダガヤの菩提樹の分木です。記録があるものでは最古で、仏教徒の信仰を一身に集めています。
なんか補強中?なのか左側に大きめの足場が組みあがってました。
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これまたあまりにも接写すぎて全貌が全くわからないんですが、菩提樹の裏にある階段の始まり部分にある装飾。ムーンストーンはガードストーンと並んで、神聖な寺院の入り口に必ずあるらしい。
必ずあるのか…意識してなかった…
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これが「出口」って意味のシンハラ語か…覚えとこう…と思って撮ったやつですが、どう覚えましょうかね。左から
ウインクするおじさん
ひも
尾も頭になってる鳥
悩みのあまり頭を抱えながら体が渦状になった人
でどうでしょうか…(どうでしょうかって言われても…)
・ルワンウェリ・サーヤ大塔
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アヌラーダプラの中心、ルワンウェリ・サーヤ大塔です。
あまりにも白くて現実感がない。CGみたいだ…
この白く巨大な仏塔(ダーガバ)は紀元前2世紀にできたものですが、20世紀に入って大規模修繕して以降は毎年塗り直しているのでこんなにも白いらしいです。
これを塗り直す手間、すごいな…
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入口の横にガードストーンがあり、塀には象の彫刻がびっしりと列を成している。野生の象が入らないようにこうしたそうです。装飾目的じゃないんだ…!?
ここも再び靴を脱いで観光です。
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そのままルワンウェリ・サーヤ大塔の周りをぐるぐる歩いているとこんな風に厳重に仏像が保管されている。手前の机はお供え物の花を乗せるやつ。
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アヌラーダプラで撮ったはずだがどこにあったのか覚えていないカラフル仏。やはり頭の上にねじねじが乗っている。
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④アーユルヴェーダ
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時系列を覚えてなかったんですが、どうもここでアーユルヴェーダに行ったようです。
アーユルヴェーダとはインド・スリランカの伝統的医学で、なんか詳しいことは省きますがエステ的施術や患者に合ったハーブやらを使って病気になりにくい体質になろう!みたいな健康トリートメントです(雑)。
ガイドさん曰く、「スリランカに来てアーユルヴェーダを受けないなんて有り得ないよ!」とのことで、アヌラーダプラ観光後に予定が特にないことを伝えたら今日行こう!さあ行こう!私が予約するよ!という勢いで決まりました。
こんな自由に予定入ってくることあるんだ…!?現地ガイドさんてすごいな…。
ということでガイドさんお勧めのアーユルヴェーダ医院へ。
写真撮っていい空間ではなかったので入口のなんかすごいレリーフ(↑)しかないんですが、広い診察室でまずはアーユルヴェーダの先生に診察されます。
と言っても手を触られて、なんか体に不安なことある?とか聞かれるくらいの感じでした。これで患者の体質を判断し、施術内容が決まるらしい…
友人と一緒なのは診察室までで、途中のサウナと最後の風呂入る所以外別々に進行してたんですが、ざっくり言うとマッサージされながらハーブを全身に塗り込まれ、蒸されたり頭からなんかの液体をかけられたりする…注文の多い料理店みたいな感じです(雑にもほどがある説明)。
まあエステみたいなものです。以前バリ島で似たようなやつを受けたことがあったので、この後化け猫に食われるのか?という心配もなく、気持ちよく施術を受けてました。
施術が終わった後はスッキリ!なんかこう、即効性があるようなものではないんですが、自分にいいことをした感がすごい。肌がつるつるだし健康になれそう。
友人「途中頭からドンタコスみたいな匂いの液体かけられなかった?」
私「えっ…私は何かオリゴ糖みたいな甘い匂いのやつだったよ」
友人「そうなの!?私の体質がドンタコスってこと!?」
_人人人人人人人人人人_
> 体質がドンタコス <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
⑤今日のホテル
大ボリュームのアヌラーダプラ、アーユルヴェーダを終えて今日のホテルへ。
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ラウンジ?廊下?がもうこの様子で、あまりにいい雰囲気で観光後なのに無駄に元気。すごくない…!?
この時のスリランカはリゾート開発が盛んで、ここもリゾート感のあるホテルです。
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ベッドメイクかわいい~!荷物台も大きいし使いやすいお部屋…!
窓の外が広い中庭になってて、その中庭に面する建物の屋根に夥しい量の野生の猿がいるのが気になりますけど…oh大自然…
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なんと廊下からシーギリヤ・ロック(奥の大きい岩)が見えてしまう。
シーギリヤ・ロックを臨むプール、ラグジュアリーが過ぎるじゃん…まあ陰キャだからプールは遠巻きに見るだけなんすけど…
明日はこのシーギリヤ・ロックを観光しに行きます。楽しみだな~!