PE面接対策①PEディールの情報収集方法
はじめに
本記事の対象者はPEへの転職希望者です。M&Aの業界で働いている人にとっては当たり前・既知の情報がほとんどかと思いますのでコンサル・商社等非IBD・FASから転職する方がメイン想定読者の記事となります。
本記事では「PEディールの情報収集」について書きます。インタビュープロセスにおいて、「どんな案件やりたいの?」「最近の案件で注目している案件と理由を教えて」「うちの過去案件で気になっている案件ある?」は頻出です。また、そもそもPE入りたいのであればPEの案件情報を一定程度知っているべき、というのが候補者へ求められています。本記事を読んでPEディールに詳しくなる方法を知り、実践してくださいね。それでは具体的な情報収集の方法について移ります。
情報収集については大きくデジタル、アナログの2つに分けられます。それぞれの方法を詳述します。
デジタルな方法
1.Googleアラートの活用
2.MARR登録
3.Mergermarketの活用
4.各ファンドのHP
アナログな方法
5.ファンド勤務者に聞く
6.IBD勤務者に聞く
7.エージェントに聞く
8.その他地道な方法
1.Googleアラートの活用
これはビジネスパーソンの情報収集の基本かと思いますが、Googleアラートにキーワードを登録しておき、ニュースをフォローする方法です。下記にイメージを張り付けておきますが、ひたすら関心のあるファンドを登録するでいいと思います。私は50くらいのファンドを登録しています。基本は日本語ニュースでいいと思いますが、視野を広げたい、余裕がある方は英語ニュースも対象としましょう。
2.MARRオンラインへの登録
レコフが運営しているM&Aニュースサイトです。ニュースに加えて、セミナーや特集記事も掲載されるので登録しておくとよいと思います。
3.Mergermarketの活用
PEの人間やM&Aのプレイヤーはほぼ100%登録している情報サイトです。M&Aの実績はもちろん、噂となる情報が展開されます。多いのは「関係者いわく、〇〇株式会社の売却プロセスが進んでおり、1次ビッドが終了した。A社、B社、C社(※実際は実名)の3ファンドが入札に参加し、A社、B社がDDに進んでいる。想定EV価格は〇00億円。」などかなり具体的な情報が展開されます。こちらは有料のサイトなので業界外からのアクセスはハードルがあるのでマストではないです。ただし、「本気で、絶対PEに入りたい!」なら登録する価値はあると思います。またfreeトライアルもある模様。
加えて、ファンド別のポートフォリオやエグジット実績もDBで検索できます。転職活動に大いに役立つと思います。
https://info.mergermarket.com/
以降は有料情報となります。今回は転職者が具体的にイメージが沸き、具体的なネクストステップに動けるよう画像貼り付け、具体的な質問例、情報収集をする際にまとめるアングルを記載しております。
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