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【夫が予備受験生】「司法試験ってどれくらい難しいの?」と思って調べた話

予備試験合格を目指す夫を応援することになったものの、

そもそも司法試験ってどれくらい難しいんだろ?
受けられるのは何歳までとか制限あるのかな?
毎年何人くらい受けるんだろ?

予備試験に至ってはその存在すら知らなかったので、とりあえず司法試験についてググりました。

司法試験は難しい

弁護士や検察官、裁判官など、法律を扱う仕事をする「法律家」になるには司法試験に合格しなくてはなりませんが、誰でも受けて良いよ〜というものではありませんでした。

受験案内に
「司法試験の受験資格は、①法科大学院課程の修了若しくは②司法試験予備試験(以下、「予備試験」という。)の合格又は③法科大学院課程の在学及び法第4条第2項第1号に規定する学長の認定」
とありました。基本的には法科大学院で勉強した人しか受けられないと。

さらに、
「受験期間は、前記①又は②の場合は、受験資格を取得した日後の最初の4月1日から5年、前記③の場合は、最初に司法試験を受けた日の属する年の4月1日から当該法科大学院の課程を修了若しくは退学するまでの期間又は同日から5年を経過するまでの期間のいずれか短い期間です」

要するに、5回落ちたら考え直しなさい、と。
(法科大学院に入り直すとか、予備試験を一から受け直すとかして人生6回目、7回目の受験もできなくはないのですが)

司法試験は短答(マークシート解答)と論文(記述解答)の2種類があり、受験者は毎年4000人前後、最終合格率は30〜40%だそう。

ふ〜む、、、
3〜4割なら何年か頑張ればなんとか、、、
いやしかし夫は②。まずは予備試験に受からねば。

予備試験は鬼難しい

「司法試験の予選」的位置付けの予備試験。
こちらには特別な受験資格が必要なく、誰でも、何回でも受けられます。

夫のように大学で法律に触れてこなかった社会人のほか、現役の高校生・大学生なども、現状で司法試験の受験資格がない人というくくりでは同じになるので、予備試験からスタートです。

ところが、こちらの合格率は例年3〜4%(令和元年の例では11780人が受けて最終合格者は476人。最終合格率は4.04%)。き、きびしい、、、

司法試験と違うのは
・とにかく合格率が低い
・司法試験より出題範囲が広い
・短答、論文のあとに面接試験もある
・それぞれの試験の間が数ヶ月空く
(司法試験は4日間にぎゅっとまとまってるのでいっぺんに受けられるけれど、予備はまず短答に受からないと論文、論文に受からないと面接へと進めない)


何年か後に「やっぱり諦める」ってことも、あるかもな。
そのときは、おつかれー! かんぱーい!ってビール飲もう。
そう決めてこの年の冬に入籍し、本当に「受験生の妻」になりました。

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