印刷オプションの「折り加工」と商品カテゴリーの「折りパンフレット」の違いとは?
「折りパンフレット」と「折り加工(オプション)」
一見、同じ商品のように感じますが、実は似て非なる別の商品なの事を知っていますか?
これさえ知っていれば、目的にあった印刷物を効率よく制作できます!
まず、「折り加工」とは、1枚の紙を折って仕上げる印刷物です。
商品パンフレットや、お店の案内で三つ折りの印刷を目にしたことはないでしょうか。
綴じる冊子印刷とよりはコストもかからず、工夫次第では、面白いデザインに仕上がるのが魅力の商品です。
それでは、それぞれいったい何が違うのでしょう?
●「折りパンフレット」とは?
注文をする際は、折り加工後の「仕上がりサイズ」を選びます。
【 例 】A4(仕上がり)折りパンフレット印刷
この時のA4とは、納品される印刷物の仕上がりサイズ(折り加工後)のサイズのことです。
▼巻き3つ折り(6ページ用)の展開例
3つ折り加工後の仕上がりサイズはA4ですが、
展開すると横(630mm)×縦(297mm)の大きさになります。
[ 注意点 ]
折りパンレット印刷の展開サイズには制限があります。
● 最小展開サイズ 148〜128mm
● 最大展開サイズ 920×605mm
>> データ作成は「テンプレート」をダウンロードしてご利用ください。
●「折り加工(オプション)」とは?
「折り加工(オプション)」とは、チラシ・フライヤー印刷で、注文をするる際に選ぶ「オプション加工」のことです。
注文する際は、折る前の用紙サイズで注文します。
仕上がりのサイズではないので注意しましょう!
【 例 】A4 チラシ・リーフレット印刷 + 折り加工(オプション)
この時のA4は、印刷をする用紙のサイズ(折り加工前)の
サイズのことです。
下の図は、チラシ・フライヤーA4印刷
オプション加工で巻き3つ折りを選んだ場合の展開図です。
A4サイズの紙に印刷してから、3つ折りのオプション加工をプラスします。
折り加工後の仕上がりサイズは、横(100mm)×縦(210mm)となります。
印刷オプションを選択された場合、印刷日数に加工日数が1日以上プラスされます。
デザインするときのコツは、巻き込む側の横幅を、仕上がりより3mm程度短くすることです。巻き合わせの時にきれいに仕上がります。
>> データ作成は「テンプレート」をダウンロードしてご利用ください。
折り加工のオプションを追加した場合には、折り方の指示を別途お知らせください。
どの面が表紙になるか、折る位置をトンボや端からの数値などでご指示ください。(折った後にどの面が一番上に来るかをお知らせください。)
▼折り込む面の左右寸法を3mm程度短くした例
○ 用紙の斤量・サイズによって、対応可能な折り加工が異なってきます。
○ 加工日数として1日以上かかります。
用紙の斤量・サイズによって、対応可能な折り加工が異なってきます。
斤量135kg以上の紙の場合背割れ*を起こす恐れがございます
(追加でスジ入れ加工をおすすめいたします)。
背割れ*:紙がある程度厚く、折る位置に絵柄がある場合に折り加工をすると、折り目がひび割れて白く見える状態。
(スジ入れ加工を追加することにより背割れが軽減されます。)
● 折り加工に便利なテンプレートを利用しよう
ご紹介した内容はPCOTの【 印刷オプションについて 】でも説明をしております。
テンプレート(台紙)もご用意しておりますので、ご利用ください。
・PCOT本店はこちら
・PCOT楽天市場店はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?